フジテレビ系バラエティ番組『新しいカギ』制作チームが、「第40回ATP賞テレビグランプリ」(全日本テレビ番組製作社連盟主催)の特別賞を受賞し、8日に都内のホテルで行われた受賞式で、番組演出のフジテレビ・田中良樹氏が喜びを語った。
人気企画「学校かくれんぼ」のヒットを鉱脈に、若者とテレビが本気で遊ぶコンテンツを次々と展開していることから、「何かと窮屈になりがちな令和の時代に、テレビ本来の力を再確認させてくれました。その本気の汗とクリエイティビティに敬意を表し」と受賞した『新しいカギ』。
田中氏は「先日、『新しいカギ』のチーム・演者さんで『FNS27時間テレビ』を行いました。そのエンディングで、総合MCの1人である霜降り明星のせいやさんが“テレビ最高”と言いまして、その言葉が、放送後、X(Twitter)のトレンドに入りました。この気持ちを日本中で共感してくださる方々がまだいらっしゃるんだなということが、僕は非常にうれしかったですし、本当に“テレビ最高”だと思って作っております」と挨拶。
そして、「この最高なテレビを引き続きこれからの若い世代にもどんどん継承していけるように、精進していきたいと思っておりますので、皆さんもご一緒に、最高なテレビを作っていきましょう」と呼びかけた。
また、レギュラーメンバーのハナコがビデオメッセージを寄せ、秋山寛貴は「(学校ロケに行くと)令和の時代に“テレビが来たー!”と学生たちが喜んでくれるんですけど、本当に興奮と熱量がすごいんですよね」といい、岡部大は「本当にスタッフさんが学校企画というのを見つけてくれたからこそ!」と感謝。
さらに、岡部が「『27時間(テレビ)』も最高でした!」と振り返ると、秋山は「これはもう、(学校企画を)もっともっと大きくしていきましょう!」と意気込んだ。
こうして大きな拍手の中で降壇する『新しいカギ』制作チームに、受賞式司会のTBS杉山真也アナは「(『27時間テレビ』の)ダンス最高でした。何回も見てます」と声をかけていた。