テレビ東京が開催中のイベント『行方不明展』チケットの販売数が4万枚を突破し、特別映像を配信(8日20:00〜 ※アーカイブあり)することが7日、明らかになった。
現在開催中の、ホラー作家・梨×闇×大森時生(テレビ東京)による『行方不明展』(7月19日~9月1日 三越前福島ビル/2,200円)。展示物を「身元不明 『ひと』の行方不明」「所在不明 『場所』の行方不明」「出所不明 『もの』の行方不明」「真偽不明 『記憶』の行方不明」に分けているが、今回の特別配信映像「正体不明」は、それらとまた別のものだという。
行方不明展、あるいはそれを鑑賞した方々に関する映像となり、ある詩人は「行方不明」をテーマにして書いた詩のなかで、「ふっと自分の存在を掻き消す時間」が人間には必要だと綴るという。同局は「透明な回転ドアを押すように、今いる世界の外にさまよい出てしまう、そんなささやかな『不在』への欲求。ドアの外にあるのがどのような景色なのかは誰も知り得ませんが、だからこそ、そこには正体不明の訴求力があります。それを成すことは容易ではありませんが、その意志を否定することもまた困難です。そして、彼らは行方不明展の末に、どのような景色を見たのでしょうか。行方不明展にお越しいただいた方も、お越しいただく予定がない方も、ぜひご覧ください」とコメントしている。