ここまで圧倒的な酷暑だと、至福であるはずの一服タイムもちょっと事情が変わってくる。特に冷房設備がない炎天下の喫煙所で吸うたばこは、「早く吸い切らないと暑くてキツイ……」という、もはや吸わないほうが平穏なんじゃないかという元も子もない状況に陥りがち。
ということで今回は、そんな蒸し暑い夏でも気分をスッキリさせてくれるたばこスティック6種をご紹介! さすがに身体的な冷却効果こそないものの、心にスゥ~ッと冷涼感を与えることで、うだるような暑さを心理的に吹き飛ばそう!
■「PloomX」編
まずはこちら、JT独自の加熱技術「POWER HEATFLOW」を搭載した加熱式たばこ「PloomX」の専用のたばこスティック「メビウス・イエロー・オプション」と「メビウス・シャープ・コールド・メンソール」。ともに天然メンソール100%で、まさに夏にうってつけの爽やかフレーバーとなっている。
「メビウス・イエロー・オプション」は、柑橘系の香りと爽やかな味わいが特徴的で、程よいメンソール感とともに確かな清涼感と華やかなシトラスの風味が感じられる。さらにフレーバーカプセルを潰すことでより濃厚な柑橘の香りが広がるので、まさにヤバめの暑さで気持ちをリフレッシュさせたいときにピッタリ! レモンの香りは持続力もあり、最後までスッキリした喫味を楽しめる。
一方の「メビウス・シャープ・コールド・メンソール」は強烈なメンソール感が特徴的な王道の人気スティック。一口目から辛味のあるメンソールがス~ッと喉元を駆け抜けていく、実に爽快感に溢れた味わいとなっている。「コールド」という商品名が示すとおり、ヒンヤリした冷たさすら感じられる夏らしい仕上がりとなっており、しっかりとした苦みも同時に感じられるので、ただ爽やかなだけのメンソールスティックでは物足りないという人にもオススメ。メンソールの余韻も長く、持続性が高いのもうれしいポイントだ。
■「glo」編
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンが展開する「glo」ブランドにも夏らしいたばこスティックが揃っている。
たとえばこちらの「ネオ・マックス・メンソール」。北海道ミントをブレンドした濃厚メンソールはナチュラルな甘い香りを放ち、冷涼カプセルも配合しているのでまさにこの時期にピッタリ。ただ、実際に吸ってみるとそれほど甘みは感じず、たばこらしい重さとメンソールらしい軽やかさの配合がなかなかに絶妙。カプセルを潰すとメンソール感はさらにアップし、より爽やかで冷涼な味わいを楽しめる。
続いては「ラッキー・ストライク・ダーク・イエロー・メンソール」。イエローという名前、カラーがレモン的なシトラスフレーバーを想起させるが、どちらかというと南国のトロピカルな味わいが特徴的で、箱を空けた途端に甘いフルーツのような芳醇な匂いが漂ってくる。吸いごたえは比較的マイルド。夏らしいトロピカル感と程よいメンソール感のバランスが心地いい。加熱度の高いブーストモードで吸うことで、よりフルーツの際立った香りが楽しめる。
「IQOS」編
フィリップ モリス ジャパンの「IQOS」からは超定番スティックと最近登場したばかりの新作スティックをご紹介したい。
まずは定番の「テリア ミント」。同じ緑色の「テリア メンソール」と人気を二分するメンソール系スティックだが、テリア ミントのほうがメンソールが控えめな代わりにマイルドな旨みが堪能できる。ミントのナチュラルな香りに加え、ピリッとした辛味や苦み、そしてほのかにバニラのようなフレーバーも感じられ、たばことメンソールをバランスよく感じたい派には特におすすめの仕上がりとなっている。
「センティア ジューシー レッド」は7月31日に発売されたばかりの新作。ベリー系の酸味と爽やかなメンソールを併せ持ったスティックとして登場した。実際の味わいはラズベリーっぽい華やかな香りと酸味、適度なメンソールの爽やかさが融合しているイメージ。ほんのりジューシーな甘みも感じる気はするが、どちらかというと意外にもドライな味わいで、その切れ味のいいフルーティさとメンソール感が相まってスッキリ爽やかな後味を演出してくれる。
これだけの酷暑では、なかなか気分転換することも簡単ではないが、せめて至福の一服タイムくらいはスッキリ、爽やかに楽しみたいところ。気になったスティックがあれば、ぜひ試してみてほしい!