ウェザーニューズは8月6日、「ペルセウス座流星群」の活動がピークを迎える8月12日深夜の全国の天気傾向を発表した。

  • 8月12日深夜の天気

ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と共に三大流星群の1つとされており、観測できる流星の数は年間でも1位、2位を誇る流星群。今年は8月12日23時頃に活動の極大を迎えるため、一番の見頃となる12日夜から13日明け方にかけてが観測のチャンスだという。

12日深夜は、西から接近する前線を伴った低気圧の影響で、九州では雲が広がりやすくなる。また、湿った東風や南東風の影響を受けるため、中部地方の東部を中心とした広範囲、関東、東北太平洋側、北海道の太平洋側中心では観測が難しそうだという。

一方、これらの影響を受けにくい沖縄や中国、四国、近畿、東海西部や北陸西部、東北日本海側、北海道の道北を中心とした地域では、雲があるものの晴れるタイミングもあり、流星を見られるチャンスがある。今年は夜には月も沈んで月明かりの影響がなくなるため、星空観測をするには好条件だとか。なお、気象状況によっては今後見解が大きく変わる可能性がある。

24時間生放送の気象情報専門チャンネル「ウェザーニュースLiVE」では、12日夜にペルセウス座流星群に関する特別番組を配信予定。番組では最大で全国7地点から星空の生中継を行い、流星群の様子を届ける。