日本労働組合総連合会(連合)は、「フリーランスとして働く人の意識・実態調査2024」の結果を8月5日に発表した。同調査は2024年6月12日~6月19日の期間、全国の20歳以上の男女でフリーランスとして働く1,000人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • フリーランスとして仕事上でトラブルの経験があるか

フリーランスとして仕事上でトラブルの経験があるか聞いたところ、「ある」は46.6%、「ない」は53.4%となった。

仕事内容別にみると、トラブル経験がある人の割合は、クリエイティブ関連(69.0%)が突出して高くなり、文化・芸能・芸術関連(57.6%)、営業・販売関連(51.2%)が続いた。

  • フリーランスとして仕事上で経験したトラブル

トラブルの経験がある人に、その内容を聞いたところ、「不当に低い報酬額の決定」(28.8%)が最も高くなり、「報酬の支払いの遅延」(25.8%)が続いた。次いで、「一方的な仕事の取消し」(25.1%)、「報酬の不払い・過少払い」(24.9%)、「一方的な仕事内容の変更」(20.2%)だった。