映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が6日に都内で行われ、浜辺美波、赤楚衛二、野村萬斎、武内英樹監督が登壇した。
同作は、2021年に出版されビジネス小説としては異例の14万部を突破した同名小説の実写化作。舞台はコロナ禍真っ只中の2020年の日本。首相官邸でクラスターが発生し、総理が急死するという未曾有の危機に直面した政府は、最後の手段として「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」ことに。窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけて集結する。
浜辺美波、直感を信じて行動するタイプ「納得いく理由はあとからついてくる」
大きな歓声と拍手のなか登壇した浜辺は、観客からの声援に「ありがとうございます!」と笑顔で応える。公開後の反響について聞かれると、浜辺は「家族からも来ました。公開から3日後くらいに観に行ってくれたらしいんですが、『年齢の高い層からお子様までいらしゃったよ。偉人の方が素敵で映画としておもしろかった』と言ってくれて、嬉しかった」と家族から届いた感想を明かした。
また、イベントではSNSで募集した「ヒーロー内閣に解決してほしい悩み」にキャスト陣が回答するコーナーを実施。「優柔不断で決断力がない」という悩みが寄せられ、自身は決断できるタイプか聞かれた浜辺は、「(決断は)早いと思います。食べ物屋さんのメニューもすごく早い」と話し、「直感をすごく大事にしているんだと思います。直感的にこれだと思った後に悩まれるんだと思うんですけど、(私は)直感を信じて行動するタイプ。お仕事も基本的にあまり悩まない。納得いく理由はあとからついてくる」と自らを分析していた。
最後に、キャストを代表して挨拶した浜辺は「この映画は日本の“大将軍”の映画になっていますので、他の国の”大将軍”の映画だけでなく、たくさんの方に『もし徳』の大将軍も観に来ていただけると嬉しいです(笑)」と同時期に公開している『キングダム 大将軍の帰還』に対抗意識を見せ、笑いを誘った。