ハッピーカーズは7月30日、「副業で稼ぐ方法」に関する調査結果を発表した。調査は7月8日~9日、副業で月5万円以上稼いでいる20代~50代の男女1,004名を対象にインターネットで行われた。
まず、「副業を考えた理由は何ですか?(上位3つまで)」と質問したところ、「給与の行き詰まりを感じた」(44.2%)、「空いている時間の有効活用」(34.6%)、「楽しみながら収入を得たい」(33.7%)が上位に。また、「副業をする上で重視していること」については、「手軽に行える」(45.8%)が最も多く、次いで「本業と両立できる」(41.6%)、「利益率が高い」(35.7%)と続いた。
さらに、今まで経験したことのある副業を教えてもらったところ、1位「金融投資」(34.6%)、2位「ブログやYouTubeチャンネル、SNSの運営」(20.4%)、3位「講師やコンサルタントの活動」(17.6%)という結果に。また、それらの副業を今も継続しているのか聞くと、約4割の方が「やめたことはない」(41.3%)と回答したが、一方で、「収入が不安定で思ったより稼げない」(20.9%)、「睡眠不足など本業に悪影響を与え始めた」(19.5%)という理由から副業を辞めた人も目立った。
次に、副業のメリットを聞いたところ、「本業と両立できる」(39.7%)、「手軽に行える」(38.3%)、「自分の得意なことに関係している」(29.8%)が上位に。また、副業を通してお金以外に得られたものを教えてもらったところ、「専門知識」(35.5%)が最も多く、次いで「人脈」(26.6%)、「キャリアの幅」(22.3%)と続いた。
さらに、「副業をする上で本業で得たスキルや経験を役立てていますか?」と質問したところ、71.7%が「はい」と回答。具体的には、本業で培った「コミュニケーション力」(36.9%)や「行動力」(34.0%)、「問題解決力」(31.9%)といったさまざまなスキルが役立つよう。
最後に、“利益率が高い”副業を教えてもらったところ、「金融投資」(39.1%)が最も多く、理由を聞くと「家にいてできる」「時間を有効に使える」「リスクと引き換えだが割がいい」といった声が。
次に多かったのは「不動産経営」(22.1%)で、「定期的に所得が得られる」「資金力次第」といった声が。また、「ブログやYouTubeチャンネル、SNSの運営」(22.0%)と回答した人からは、「場所を選ばない。PC スマホ1つでできる」「かけられる時間と費用と見返りとなる収入のバランスがとれているから」といった声が寄せられ、それぞれのメリット、デメリットを考慮した上でより利益率が高い副業を選ぶことが、収入を上げる上で大切であることがわかった。