ゆず「栄光の架橋」は“敗者の歌”!? 北川悠仁「もちろん勝った方々にも贈る歌だけど…」制作裏話を語る
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。7月30日(火)の放送では、人気デュオ・ゆずの北川悠仁(きたがわ・ゆうじん)さんと岩沢厚治(いわさわ・こうじ)さんが登場。7月31日(水)リリースのニューアルバム『図鑑』についてや、パリオリンピック(以下:パリ五輪)で気になる競技について語りました。

(左から)北川悠仁さん、パーソナリティの山崎怜奈、岩沢厚治さん

◆約2年振りにアルバムリリース!

ゆずは、7月31日(水)に約2年振りとなるニューアルバム『図鑑』をリリース。まずは同アルバムに込めた思いを伺うと、岩沢さんは「いろいろな形で音楽が聴ける今“アルバムって本当に必要なのか”という議論から始まって……でも僕たちは、今の時代のなかで響かせられるアルバムを作りたいと思って」と声を大にします。

さらには「どんなアルバムにしようかと考えたときに、めくるとワクワクする図鑑のように、聴くたびにワクワクするような“本をめくるように曲を聴いてほしい”という思いで『図鑑』という名前にしました」とタイトルの由来についても言及。

またジャケットも、植物図鑑のような美しいビジュアルが目をひきますが、「お2人のなかで、一番インパクトがあったと思うジャケットはありますか?」とれなちが伺うと、北川さんは「過去も大切にしていますが、いま作ったものが一番! これ(図鑑)を部屋に飾ってほしいですね!」と力を込めます。

◆五輪でいつも気になる競技は?

現在、パリ五輪が開催中ですが、ゆずの楽曲「栄光の架橋」がアテネ五輪のNHKテーマソングになったのが今から20年前のこと。北川さんは当時27歳でオリンピックのテーマソングを制作することが「重荷でした」と明かし、「それまで『夏色』のイメージも強かった頃だったので“どうしたものかな?”ってすごく悩みましたけど、最終的には“敗者の歌”というか、もちろん勝った方々にも贈る歌だけど、同時に敗れた人たちがもう一度立ち上がれるような曲にしようと思って作りました」と語ります。

ちなみに、北川さんがパリ五輪のなかで注目している競技は“体操”だそうで、「(アテネ五輪の)体操 男子団体が金メダルを獲ったときに、アナウンサーの実況とともに『栄光の架橋』が一躍有名になったので、体操競技は毎回、いろんな思いを込めて観ちゃいますね」と話していました。

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<番組概要>

番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ:山崎怜奈

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/