グローバル化の時代にあわせて英語を勉強をしている人も少なくないはず。そこで今回は、マイナビニュースのアンケート会員600名を対象に「英語学習に関する調査」を2024年7月1日にインターネットにて実施した。その中でも、英語力と年収についてを抜粋して紹介する。
現在、英語学習をしているかとの質問に対し、「いいえ」が51.7%と半数を超え、「はい」(48.3%)をやや上回ることが分かった。
英語学習をしている人に英語レベルについて尋ねると、「簡単な会話はできる」(50.3%)や「初心者」(34.1%)が8割を超え、「ビジネスで使える」(14.8%)、「ネイティブレベル」(0.7%)など英語を使いこなしている人は15.5%という結果に。
英語レベルがビジネス・ネイティブレベルと答えた人の年収をみると、700万円以上は46%、600万円以上の割合は59%と約6割を占めた(600万円~1000万円以上の合計)。一方、初心者・簡単な英会話できる人の年収をみると、600万円以上は35%、700万円以上は26%という結果に。
TOEICListening & Reading(TOEIC L&R)の受験有無については、「受けたことがある」(66.2%)が、「受けたことがない」(33.8%)を30ポイントほど上回った。
TOEIC L&Rを受けたことがある人に点数を尋ねたところ、「400点以上」(24.0%)が最も多く、次いで「400点未満」(19.3%)、「600点以上」(16.1%)、「500点以上」(15.1%)と続き、「900点以上」の人は3.6%との結果に。
日本の平均スコアは612点(2023年度の平均スコア/IIBC発表)。600点未満のスコア獲得者の年収をみると、600万円以上は28%と3割に満たない結果となった。一方、600点以上のスコア獲得者に限定して年収をみると、最多は「1000万円以上」(20%)だった。また、年収600万円以上が約6割(59%)となった。