「かぞくのおうち」を展開するカラダノートは、住宅購入に関する意識調査結果を7月29日に発表した。同調査は2024年6月26日〜7月14日の期間、同社メルマガ会員の子育て中のママ・パパ402人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 約9割が持ち家を希望し、子育て世帯は「マイホーム志向」が根強い

将来的に希望する住まいを調査した結果、全体の約9割が「持ち家」(87.1%)、1割が「賃貸」(12.9%)と回答した。

「持ち家」を希望する理由は、「家賃がもったいないと思う」(57.1%)、「子育てには持ち家が適している」(51.3%)が上位に。そのほか、「老後のために住まいを持ちたい」(38.6%)と「持ち家を資産だと思う」(37.5%)がそれぞれ約4割、「マイホームを持つことにあこがれがある」が約3割を占めた。

「賃貸」を希望する理由は、「住み替えのしやすさ」が61.6%と最も多い回答だった。次に約4割が「修繕費や維持費などがかからない」と回答し、「住宅ローンの返済の不安がない」(35.6%)と「家を購入するお金がない」(34.2%)がそれぞれ約3割占めた。

  • 現代のママ・パパの6割が「新築一戸建て」を希望

続いて、「持ち家」を希望する人を対象に、今後希望する住まいの種類を質問したところ、約6割が「新築一戸建て」(58%)と回答した。

その他の回答は、12.9%が「中古住宅(マンション含む)」、11.7%が「新築マンション」、8.6%が「リノベーション住宅(マンション含む)」が続いた。

  • マイナス金利政策解除を受け、57%が「最適な購入タイミングがわからない」と回答

最後に、マイナス金利政策解除に伴う意識調査を行ったところ、これから住宅購入を検討する約5割がマイナス金利解除を受け住宅購入に不安を感じており、その理由として「最適な購入タイミングがわからない」(57%)が約6割を占めた。