JR西日本は、福知山線・舞鶴線全線開業120周年を記念し、地域と連携した各種記念イベントや取組みを実施すると発表した。記念ロゴマークも制作され、113系1編成の先頭車両と最後部車両に掲出。8月下旬から運行するという。

  • 舞鶴線の普通列車に使用される113系

福知山線・舞鶴線全線開業120周年の記念ロゴマークは、かつて舞鶴線などで活躍したC58形を描き、福知山線・舞鶴線の歴史を表現。記念ロゴマークを掲出した113系は、山陰本線・舞鶴線の福知山~東舞鶴間を中心に2025年3月下旬まで運行を予定している。

その他、「福知山鉄道館フクレル」にて、福知山駅開業120周年と同館の開館1周年を記念した特別写真展を8月28日から12月23日まで開催。舞鶴市立赤れんが博物館にて、舞鶴線全線開業120周年記念企画展を10月5日から11月17日まで実施する。綾部市図書館でも、福知山線・舞鶴線全線開業120周年を記念した鉄道関連の展示コーナーを11月1~29日に設置する。10月14日は、「福知山鉄道館フクレル」と「福知山城憩いの広場ゆらのガーデン」を会場に「鉄道の日」イベント「福知山鉄道フェスティバル」を開催予定。イベント詳細が決まり次第、福知山市公式サイトで発表される。

11月3日には、ラッピング列車「森の京都QRトレイン」を貸し切り、大阪駅・京都駅から福知山駅および吹田総合車両所福知山支所まで運行する日帰りツアーを実施。9月11日頃、日本旅行のサイトで詳細を発表予定とされている。

福知山駅、綾部駅、西舞鶴駅、東舞鶴駅の4駅で、福知山線・舞鶴線全線開業時の駅の様子など紹介するポスターを8月以降に順次掲出予定。他にも複数の取組みを予定しており、詳細と最新情報はJR西日本のサイトで随時発表される。