ベントが運営するスキルアップ研究所は7月25日、「幼少期の英語学習に関する実態調査」の結果を発表。同調査は2024年5月19日~26日の期間、自身の幼少期に英語教育を受けていた、または幼少期の子どもに受けさせた・受けさせている200人、自身が幼少期に英語教育を受けておらず、自身の子どもにも受けさせていない100人を対象にインターネットで実施した(いずれも英語教育は義務教育を除く)。
はじめに、英語の幼少期教育を受けて・受けさせて良かったと思うかを質問したところ、94.5%が「はい」と回答した。ほとんどの回答者が好意的な評価をしていることから、多くの人が早くから英語を学ぶことに何かしらの意義を感じていることがわかったという。
次に、幼少期に英語教育を受けていた・受けていない人を対象に直近のTOEICスコアを尋ねたところ、幼少期に英語教育を受けた群では、TOECIスコア600点以上が6割を占める結果に。
一方、幼少期に英語教育を受けていない群では、600点以上はわずか19%にとどまっている。この結果から、幼少期に英語教育を受けた人々のTOEICスコアが全体的に高い傾向にあることが明らかになったという。
英語を使用する際、自信はあるかと質問したところ、幼少期に英語教育を受けた群では、「非常にある」「比較的自信がある」を合わせて4割以上の回答者が英語使用に自信を持っていることが明らかに。
対照的に、幼少期に英語教育を受けていない群では、「非常にある」「比較的自信がある」がともに6%で、合計でもわずか12%にとどまる結果に。また、「全く自信がない」と回答した割合が、幼少期教育経験者では5%にとどまるのに対し、未経験者では53%と大きな差があることがわかったという。