アイドルグループ・櫻坂46の藤吉夏鈴が、29日に都内で行われた映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』(8月9日公開)の高校生新聞部限定試写会に高石あかりとともに登壇した。

  • 藤吉夏鈴(櫻坂46)

同作は、日本大学藝術学部・映画学科に在籍中の宮川彰太郎氏が授業の課題で制作した1つの企画書を原案とした作品。文学オタクな高校1年生・所結衣(藤吉夏鈴)は憧れの作家・緑町このはが在籍しているという名門・櫻葉学園高校に入学し、文芸部の入部テストを受けるが、入部テスト中に新聞部の偵察ドローンが頭にぶつかり、入部の機会を逃してしまう。しかも肝心のこのはが正体不明の存在だと知った結衣は、文芸部部長の西園寺茉莉(久間田琳加)からも入部の条件として「このはの正体を突き止めてほしい」と頼まれ、情報を持っているという新聞部に潜入することに。新聞部の部長・杉原かさね(高石あかり)と副部長の恩田春菜(中井友望)らに振り回されながらも、新米記者“トロッ子”として活動するうちに新聞と記者の魅力に惹かれていく。しかし緑町このはという存在に隠された学園の大きな闇が次第に見えてくる。

櫻坂46 藤吉夏鈴、主演映画『新米記者トロッ子』高校生限定試写会に登場

新聞部の高校生約70人が集まった今回のイベント。藤吉と高石が学生から寄せられた質問に直接答えるコーナーも実施された。

「普段お2人は演者として演技で表現されていると思いますが、お2人が文章を書く人を演じるなかで伝えたかったことはなんですか?」という質問が寄せられると、藤吉は「私は櫻坂46というグループに所属している人間なんですけど、その活動のなかでブログをやっていまして……」と切り出す。「グループのなかですごく更新頻度が低くて……文章を書くのがすごく苦手で、他のメンバーのみんなは1日で書いてその日に出すんですが、私は苦手すぎて1週間かかってもまだ完成しない……」と明かした。

さらに「ブログを書かなくなって2カ月は経っていて、ちょっと本当にやばい……いまその質問を聞いて、『宿題をやっていない』じゃないけど、そっちを思い出してしまいました……(笑)」と後ろめたそうに話し、最後には「がんばって書きます!」と意気込んでいた。