ホンダが2024年6月28日に発売した新型「フリード」が1カ月で約3.8万台の受注を獲得した。月間販売計画6,500台の約6倍となる好調な立ち上がりだ。人気のグレードは?
エアーとクロスター、どっちが売れてる?
新型フリードの購入者としては「先代フリード、軽自動車、コンパクトカーからの乗り替え」を中心に、ファミリー層や単身層をはじめとする幅広い客層から支持を集めているとのこと。購入者からは「モーターならではの低速域からの力強い走りと低燃費を実現する2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」や、「エアー」と「クロスター」のそれぞれが持つ個性、水平基調でノイズレスな視界、取り回しのしやすいボディサイズ、1列目から3列目まで自由に車内を移動できるウォークスルー性などが受けているそうだ。
受注の内訳はe:HEVが83.6%、ガソリンエンジン車が16.4%。各パワートレインでの販売状況は下記の通りだ。
ガソリンエンジン車・タイプ | エアー | エアーEX | クロスター | クロスタースロープ/リフトアップシート(助手席) |
構成比(16.4%の内訳) | 2% | 11% | 3% | 0.4% |
e:HEV・タイプ | エアー | エアーEX | クロスター | クロスタースロープ |
構成比(83.6%の内訳) | 3% | 55% | 25% | 0.6% |
駆動方式の内訳はFF(前輪駆動)85%、4WDが15%。タイプ別の人気ボディカラートップ3はエアーが「プラチナホワイト・パール」(43%)、「フィヨルドミスト・パール」(19%)、「ソニックグレー・パール」(9%)、クロスターが「デザートベージュ・パール」(33%)、「プラチナホワイト・パール」(20%)、「ソニックグレー・パール」(19%)となっている。