子どもの頃にダンボールやボール紙で“勇者の剣”などを自作して遊んだことがある人も多いと思います。実際問題、欲しいオモチャが手に入らない場合、子どもは今で言う“DIY”でカバーするほかありません。

現在Xでは、小学生が自作したこんな作品に熱視線が集まっています。えぇっ!? レベル高ーーーッ!!

小学生のダンボール工作だけど
これで登校はあかん
(@Mr_Toshi104より引用)

  • (@Mr_Toshi104より引用)

投稿主は「MR.TOSHI @神戸の自作タイムマシン デロリアン(@Mr_Toshi104)」さん。かつて映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズに登場するタイムマシン「デロリアン」を公道で走れる車として完全再現し、多数のメディアで話題となった方です。

今回投稿された写真には、大きなライフル銃を持つお子さんの姿が写っていました。どう見てもモデルガンにしか見えませんが、実はコレ、MR.TOSHIさんが書かれているように、まさかの「小学生のダンボール工作」。とてもダンボールで作ったとは思えないクオリティで、「これで登校はあかん」というコメントにも激しく同意せざるを得ません……!!

投稿主のMR.TOSHIさんによると、材料は折り紙、段ボール、トイレットペーパーの芯、割り箸、輪ゴムのみ。塗装はせず、黒の折り紙をスティックのりで貼っているのだそうです。身近にある材料でこんなにリアルに作っているなんて、さらに驚きですよね!!

この写真は大きな反響を呼び、2.7万件のリポスト、31万件のいいねを獲得(7月29日時点)。 「図工5確定!! w」「すげぇ!! 一瞬本物かと思いましたwww」「凄いクオリティですな...」「天才がおる 将来何になるか楽しみです! 」「すげえリアル」「ダンボールとは思えん これ工作技術はもちろんだけど『細かな所を分析できる目を養えてる』ってことなのですごい才能だと思います」など、数々のコメントも寄せられました。

MR.TOSHIさんは以下のように補足していますが、ちゃんと動くようになってるのがまた素晴らしすぎますね!

過去には、こんな作品も作ったそうです! こちらもスゴい……!

投稿主さんに聞いてみた

大反響となったダンボール工作のライフル銃について、今回は投稿主のMR.TOSHIさんに詳しい話をお聞きしてみました。

ーー撮影時のエピソードをお聞かせいただけますか?

7月15日(月)、このダンボール工作を学校に持って行っていいかと相談されたので、写真を撮影しました。お友達にあげるために作ったそうです。

ーーお子さまが一人で作られたのでしょうか?

基本的に、息子が一人で作りました。強いて言うと、「長いバレル部分のダンボールを丸めるのを手伝って」と言われたので、そのときだけは一緒に丸めました。

ーーお子さまは普段からものづくりがお好きなんですか?

息子は工作やものづくりが趣味で、暇なときは何かを作っています。何年か前に、家中が息子の作品で溢れかえって処分に困ったため、「お友達にあげたら?」と伝えたのですが、それがきっかけでお友達のオーダーを受けることになり、日々お友達の好きな物を工作しています。お友達のこだわりを実現してるうちに、どんどんレベルも上がっていきました。

ーーこのライフルの製作期間はどれくらいだったのでしょう?

完成までに約1ヶ月ほどかかっていました。

ーー特にこだわったポイントなどがわかれば教えてください。

動く部分は出来る限りちゃんと動くようにこだわっていました。お友達がガチャガチャ遊べるのがポイントだそうです。


天才的なものづくりのセンスはお父さまから受け継いだのでしょうか。息子さんの才能に、ただただ脱帽です!!