モデル百貨は7月26日、「家族カード(クレジットカード)の利用実態」に関する調査の結果を発表した。調査は2024年6月3日~6月5日、法律婚以外(性別関係なし)の539名を対象にインターネットで行われた。

調査の結果、法律婚以外でも家族カードの保有が可能な場合もあること(各社条件あり)を知っていた人は28.6%にとどまり、多くの人が知らなかったことが判明した。

  • 法律婚でなくても、家族カードの保有が可能な場合もあることをご存じでしたか?

家族カードを持っている事実婚カップルの割合とは

「現在、家族カードをお持ちですか?」と質問したところ、「過去検討したことはなく、現在も持っていない(59.4%)」という回答結果が最多となった。家族カードを保有している事実婚カップルは24.8%にとどまり、多くの人が持ってないという実態が示された。

「家族カードを発行しなかった/していない理由を教えてください(上位3つまで)」と質問したところ、「事実婚でも家族カードが発行可能なことを知らなかった(209人)」と回答した人が一番多い結果となった。

  • 現在、家族カードをお持ちですか?

家族カードを持っていると回答した人に、「家族カードを発行した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「家計の一元管理(68人)」と回答した人が最も多く、次いで「ポイントやマイルを効率良く貯められる(64人)」と続いた。生活を共にする事実婚カップルにとって、家計を一元化し管理しやすくすることは重要であることがうかがえる。

  • 家族カードを発行した理由を教えてください

家族カードを発行して良かったこと

「家族カードを使って良かったことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ「ポイントやマイルが効率的に貯まった(60人)」と回答した人が最多となった。

  • 家族カードを使って良かったことを教えてください

具体的には、「家計を一元管理しながらそれぞれがカードを持てるようになった」(20代/女性/青森県)、「家族カードを持つことで家族であると実感でき、パートナーが喜んでくれた」(50代/男性/沖縄県)といった声が寄せられた。