ヤマハ発動機は、バイクを擬ニャン化した同社のキャラクター「ニャイケン」をアルミで削り出したものを、横浜のヤマハ発動機ショールーム「Yamaha E-Ride Base」に期間限定で展示する。
「ニャイケン」は、ヤマハ発動機の大型バイクNIKEN(ナイケン)を猫にしたキャラクター。これまでヤマハ発動機の「あみぐるみ・羊毛フェルト」で作品のモチーフにもされている。
アルミのニャイケンは、静岡県磐田市の北部にあるヤマハ発動機 豊岡技術センターにある5軸制御マシニングセンタ(切削加工を行う工作機械)ので加工されたという。普段は樹脂成形や鋳造,鍛造など当社の量産で使われる金型を作っており、同社生産技術本部金型技術部の社員有志が社員及び家族向けのイベントに向けて制作したそうだ。
自分たちが業務で使う技術を活かして何か面白い物を作れないか? と考えた発案者が社内で情報を集めていく中で、キャラクターのニャイケンとその3Dデータに辿り着き制作を手掛けたアルミの塊からニャイケンの形状になるまでの削り出しで約20時間、その後2種類の表面加工に2時間かけて生み出されている。
アルミのニャイケンは、8月31日までの間、横浜に新設されたショールーム「Yamaha E-Ride Base」に期間限定で展示される。「Yamaha E-Ride Base」の営業時間は、夏期(3月~11月)10:00-19:00、冬期(12月~2月)10:00-17:00、休館日は毎週火曜日、第1・3月曜、お盆期間の8月10日~20日。