アメリカ出身音楽博士が“2024年上半期の注目曲”に選んだ楽曲とは?「また黄金時代が来たかもしれない!」
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。7月22日(月)の放送は、音楽博士のドクターキャピタルさんをリモートゲストに迎え、2024年上半期の注目曲や“青”にまつわる昭和の名曲を紹介していただきました。

(上から)ドクターキャピタルさん、パーソナリティの山崎怜奈

◆J-POPの黄金期が到来!?

これまでダレハナで数多くのヒット曲の魅力を解説いただいているドクターキャピタルさん。今回は、まず2024年上半期のJ-POPについて振り返っていただくことに。

そのなかで“面白いと感じた楽曲”について伺うと、キャピタルさんは藤井風さんの「満ちてゆく」を挙げます。「風さんは豪華なアレンジの素晴らしい曲をたくさん出しているんだけど、この曲はあえて最初の2分ぐらいまで“ピアノとボーカルだけ”で進む。それって2024年にしてはかなり珍しいことだし、非常に美しい。あとはピンポイントだけど、歌う直前のコード進行もすごくきれい」と紹介します。

さらには、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」もピックアップ。以前のダレハナでも、キャピタルさんに同曲の楽曲解説をしていただきましたが、「すごく衝撃的でめちゃくちゃ面白い曲。あれほどたくさんの歌い方をしている曲は他にないと思う」と絶賛します。

改めて2024年上半期にリリースされた楽曲を振り返り、「また黄金時代が来たかもしれないですね!」とキャピタルさん。さらには「J-POPは(スタイルの)全然違う曲がチャートに上がったりしていて本当に幅広いし、いろいろ新しいことをやっているのが本当に素敵!」と評し、J-POPのさらなる盛り上がりに期待していました。

◆冒頭から“青尽くし”の昭和の名曲

TOKYO FMでは7月22日(月)から8月16日(金)まで、酷暑の夏に爽やかな音楽の涼風を届けるべく、“青”を感じるサマーソングを平日のワイドプログラムで紹介するサマーキャンペーン「BLUE VACATION」を開催中。

そこでキャピタルさんは“昭和ブルーの名曲”として、1982年にリリースされた杏里さんの「思いきりアメリカン」を選曲。その理由を伺うと「この曲の歌い出しほど、ブルーの曲は存在しない!」と言い切ります。

というのも、冒頭の“窓をあければ サンタモニカの海 軽くはおるパーカーは マリン・ブルー”という歌詞から、窓を開けたときの空やサンタモニカの海、そして洋服はマリン・ブルーとまさに“青尽くし”で、さらに曲が進むと“エア・メール”という歌詞も登場し、「当時も今も、エア・メールで送るときはブルーのシールを貼ります。だから、これほどブルーの歌詞はない」と語っていました。

----------------------------------------------------

<番組概要>

番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ:山崎怜奈

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/