お笑いコンビ・ミルクボーイの内海崇が、2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』に小学校教師・大崎彰役で出演することが26日、発表された。朝ドラ初出演となる。

内海崇

連続テレビ小説第111作となる『おむすび』は、平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、主人公・米田結が、激動の平成・令和を思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進む。主人公・米田結を橋本環奈が演じ、脚本は根本ノンジ氏が手掛ける。

本作では、1月17日の「おむすびの日」も大切な意味を持っている。2000年に制定されたこの記念日は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災が由来となっている。震災の後、避難所で途方に暮れていた人々の元に、周りの地域から多くの“おむすび”が届けられた。人は何か大きな出来事が起きた時、支え合って生きていくことができる――その“強い結びつき”を忘れないために、この日が「おむすびの日」に制定された。

2025年1月17日、阪神・淡路大震災発生から30年を迎えるにあたり、連続テレビ小説『おむすび』は、阪神・淡路大震災が起きた瞬間とその後を正面から描く。このたび、米田家と共に未曾有の災害を経験し、大きな傷を抱えながらも、たくましく生きていく神戸の人々を演じるキャストが発表された。

内海が演じる大崎彰は、宝井小学校の教師。米田家が営む理髪店の常連で、トレードマークの角刈りは聖人の力作。震災時に勤め先の小学校が避難所になる。

内海は「あ~ありがとうございますー!今、朝ドラ「おむすび」の出演オファーをいただきましたけどもね!こんなんなんぼあってもいいですからね!ということで、初めて朝ドラに出させてもらいます!放送を楽しみにしていただきたいんですが、角刈りで良かった!と心から思える役でした!絶対見てください!見てくれないと、俺は動くよ!」とコメントしている。

内海のほか、神戸・さくら通り商店街の靴店の店主・渡辺孝雄役に緒形直人、さくら通り商店街で総菜屋を営む・佐久間美佐江役にキムラ緑子、神戸市職員・若林建夫役に新納慎也、高橋テーラーの店主・高橋要蔵役に内場勝則、整体師・福田康彦役に岡嶋秀昭が決定した。

【編集部MEMO】
主演の橋本環奈は、本作がNHKドラマ初出演となる。制作発表・主演会見では「朝ドラヒロインらしく、ギャルなので明るく楽しく、皆さんに元気のいい一日のスタートが切れるように、明るい朝をお届けしたいなと思っています」と意気込みを語っていた。