大阪府堺市(さかいし)は、世界遺産に登録された仁徳天皇陵古墳が所在し、かつては「東洋のベニス」と呼ばれた一大貿易都市。世界各地から多くの人・モノ・情報が集まり、多彩な特産品が多くあります。

その昔、あの美食家で陶芸家の北大路魯山人(きたおおじろさんじん)が絶賛したほどのあなごの名産地だった堺市。今回紹介するのは、その時代からのあなごの「目利き」と「加工技術」を受け継ぐ「堺あなご専門 松井泉(まついいずみ)」の焼あなごです。一体どのようなものなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「堺あなご専門 松井泉の焼あなご」の特徴や事業者の商品に対するこだわりなどについて詳しく調べてみました!

堺市の返礼品「堺あなご専門 松井泉の焼あなご」について

・返礼品名:堺あなご専門 松井泉 あなご屋社長におまかせ 焼あなご 約200g(2~4尾)
・提供事業者:堺あなご専門 松井泉
・大阪府堺市堺区楠町3丁1-26
・内容量:焼あなご約200g(2~4尾)、あなご丼のタレ 3個
・寄附金額:1万円

「堺あなご専門 松井泉 あなご屋社長におまかせ 焼あなご 約200g(2~4尾)」のふるさと納税の寄附金額は、1万円。堺の名物・焼あなごが2~4尾届く返礼品です。

特に脂ののったあなごを厳選し、焼いたあなごの頭からとった秘伝の出汁に漬け込み丁寧に焼き上げています。

本返礼品を提供しているあなご屋「松井泉」は、堺市があなごの名産地だった時代の「目利き」と「加工技術」を受け継いでいる堺あなご専門店。

松井泉は「あなごの美味しさはあなご屋で決まる」という強い信念のもと、日々あなごの目利きと加工技術に磨きをかけています。

昔は海が肥沃だったので、とれた産地であなごの美味しさは決まっていたかもしれませんが、自然環境の変化が著しい昨今では、この常識が非常識となっています。

その自然環境の変化を認めた上で、どうしたら美味しいあなごを作れるのかと真面目にあなごに向き合っているのが松井泉です。

養殖のウナギと違って、天然物のあなごはとれた産地が同じでも1尾1尾の“脂ののり”が違います。

松井泉には、その脂ののりを見極める「目利き力」と、違和感のない口当たりになるような下処理、それぞれのあなごに適した火加減、味の決め手となる秘伝のあなご出汁などのこだわりの「加工技術」があり、“美味しい穴子を作り出すのがあなご屋の仕事”という強い想いを持っているそうです。

松井泉のあなごは、噛めば噛む程に口の中であなごの美味しい味が広がります。いつまでもあなごの余韻に浸れ、「あなごの味がするあなご」を実感できます。

この本物の味が、今では希少な味となっているのだとか!

実績は以下です。

2021年
寄附件数:125件
寄附金額:125万円
2022年
寄附件数:58件
寄附金額:58万円
2023年
寄附件数:91件
寄附金額:91万円

生産者の想い


松井泉ではあなごの質にこだわってあなごを選別していますので、時期によりあなごの産地は変わることもあります。しかし、美味しいあなごは産地ではないのです。産地を限定していては美味しいあなごを逃してしまいます。あなごのプロから言えることは、お客様には「産地よりもあなごの質にこだわってほしい」ということです。美味しいあなごは先入観なしで食べてみて、「うまい! 」と思えるあなごだと考えます。


今回は大阪府堺市の返礼品「堺あなご専門 松井泉の焼あなご」を紹介しました。堺の技から作り出されるこだわりが詰まった焼あなごです。そのまま食べても美味しいですが、焼あなご丼や卵焼きに入れたり、きゅうりとの酢の物、うどんなどに入れることによって出汁を楽しんだりと、さまざまな料理に使えます。気になる方は、一度チェックしてみてくださいね!