映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)のPOP-UP STORE オープニングイベントが24日に東京・UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUで行われ、眞栄田郷敦、WurtSが登場した。
同作は山口つばさ氏による人気漫画の実写化作。からっぽだった高校生・矢口八虎(眞栄田)が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していく物語。美術の経験も才能もない素人が天才的な画力を持つライバル達や、答えのないアートという壁に苦悩しながらも、情熱だけを武器に圧倒的努力で困難を乗り越えていく。
映画『ブルーピリオド』POP-UP STORE オープニングイベントに眞栄田郷敦、WurtS登場
夏休みが始まり大賑わいの竹下通りに、眞栄田がサプライズ登場。学生が集まる街ということで、放課後のエピソードや夏休みの思い出を語りながら竹下通りを歩き、その場に居合わせた若者たちは、眞栄田の突然の登場に驚いていた。
POP-UP STOREオープニングイベントには、本作の主人公・矢口八虎を演じた眞栄田郷敦と、主題歌を担当したアーティスト WurtSが登壇し。原宿にちなみ夏休みの竹下通りの思い出を聞かれると「学生時代は竹下通りにくることが考えられなかったです」(眞栄田)、「僕は陰キャだったんで、これなかったですね(笑)」(WurtS)と話し会場を笑わせた。
POP-UP STOREはオリジナルグッズの販売はもちろん、ここでしか観られない写真や絵画の展示など『ブルーピリオド』の世界観に浸れる内容となっており、会場を見渡し、眞栄田は「ブルーピリオド展も行かせていただいたので、映画版ができてテンション上がりますね」、WurtSは「メイキングの写真があったり、映画の中に出てくる絵があったりとかして、より世界観を楽しめる展示になっているなと思います」とコメント。
八虎が悩みながら描き上げ、転機ともなる「縁」の絵画について、「全体像が掴みづらいぐらいのサイズ感のキャンパスでしたね。」と、真ん中に描かれている大きな円が印象的な絵画について、ワンテイクで撮影したという撮影秘話も飛び出す。眞栄田は「ゾーンに入ってましたね(笑)。緊張感がありましたけど、作中でも八虎が初めて本当の意味で感性を表現する絵だったので、良い空気感で出来ました」と撮影時のことを振り返った。
この日が初対面となった2人。お互いの印象について聞かれると、眞栄田は「曲がすごくオシャレなので、もっとイケイケな方かなと思ってたんですけど、すっごい柔らかい感じの方で安心しました」と表す。加えて撮影時のポージングがうまいと褒め、不意の賞賛にWurtSが「はじめて言われました」と照れる場面も。WurtSは「初めて役者さんとお話させていただいた機会だったので、話し方もかっこいいし、考えている事とか参考になるところが多かったので、お会いできてよかったです」と喜び、2人で笑いあった。