PlayStation 5(PS5)システムソフトウェアアップデートのベータ版が7月25日から配信される。

今回のアップデートでは、ヘッドホンやイヤホンで個人用の3Dオーディオプロファイルを作成できるようになるほか、リモートプレイへのアクセスをユーザーごとに管理できる機能を導入。また、PS5の最新モデルでは、このベータに参加することで、コントローラーのアダプティブ充電を利用できるようになる。

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個人用3Dオーディオプロファイルでは、PULSE Elite ワイヤレスヘッドセットやPULSE Explore ワイヤレスイヤホンなどのヘッドホンやイヤホンを使用した状態で、音の聞こえ方に関する質問にいくつか答えると、ユーザーにとって最適なオーディオプロファイルを作成する。例えば、ゲーム世界のキャラクターやオブジェクトの位置をより明確に感知できるようになるという。

個人用3Dオーディオプロファイルを作成するには、PS5本体で[設定] > [サウンド] > [3Dオーディオ(ヘッドホン)]を選択し、画面に表示されるステップに従う。オーディオプロファイルはPS5本体にユーザーごとに保存される。これまで通りプリセットから3Dオーディオ設定を選ぶ方法も引き続き利用できる。

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    PS5のTempest 3Dオーディオのテストと改良には、画像のような音響機器が使用された

また、PS5のリモートプレイ接続の可否をユーザーごとに設定できるようになる。例えば、家族や友人が自宅に遊びに来て、PS5にそれぞれのPlayStation Networkのアカウントでサインインした場合、帰宅後、どのユーザーがリモートプレイでそのPS5に引き続きアクセスできるかを選択できる。

設定を変更するには、[設定] > [システム] > [リモートプレイ] > [リモートプレイを有効にする]を選んで、リモートプレイを利用できるユーザーを選ぶ。

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    リモートプレイを利用できるプレイヤーを選択できるようになる

PS5の最新モデルでは、本体がレストモードのときに、DualSense ワイヤレスコントローラー、DualSense Edge ワイヤレスコントローラー、PlayStation VR2 Sense コントローラー、Accessコントローラーのアダプティブ充電ができるようになる。アダプティブ充電は、コントローラーのバッテリー残量に応じてレストモード中の電源供給時間を調整して、節電をサポートする機能だ。

アダプティブ充電を利用するには、[設定] > [システム] > [省電力] > [レストモード中に使う機能]を選び、[USB端子に給電する] > [アダプティブ充電]を選択。PS5をレストモードにしたあと、コントローラーを接続せずに一定時間が経過すると、USB端子への電源供給は停止する。

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    PS5の最新モデルの場合、アダプティブ充電を利用できるようになる

ベータ版のアップデートは、日本を含む該当する国や地域の一部の参加者が対象。全世界のユーザーに向けた配信は後日行われる予定だ。ベータの参加に選ばれた人は、システムソフトウェアがダウンロード可能になった時点で、メールで連絡が届く。

なお、ベータの段階で利用できる機能は、正式リリース版のシステムソフトウェアに実装されない可能性や、大幅に変更する場合がある。