LINEヤフーは7月23日、「一番好きな遊園地・テーマパーク」についての調査結果を発表した。調査は2024年5月31日~2024年6月4日、日本全国15歳~69歳の男女5259人を対象にインターネットで行われた。

「東京ディズニーランド」が全国1位

  • 一番好きな遊園地・テーマパーク 全体TOP5

アトラクションがある代表的な遊園地・テーマパークの中で、一番好きな遊園地・テーマパークを聞いた。「この中に好きな遊園地・テーマパークはない」という人の割合は、全体で17.0%。一番好きな遊園地・テーマパークの全国1位となったのは「東京ディズニーランド」で、26.2%の高い割合だった。2位と3位は14%台の僅差で、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、「東京ディズニーシー」と続いた。

エリア別にみると、全国1位の「東京ディズニーランド」は、特に関東で割合が高く35%と高くなっている。北海道では、「ルスツリゾート遊園地」が2位にランクイン。東北では、「八木山ベニーランド」が3位にランクインしている。

  • 一番好きな遊園地・テーマパーク エリア別

  • 一番好きな遊園地・テーマパーク エリア別

近畿、中国、四国では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がいずれも2割台で1位にランクインし、特に近畿では、約3割と高い結果だった。そのほかにも、近畿では、割合が1割を下回るものの「アドベンチャーワールド」が4位に入っている。中国や四国では、「ブラジリアンパーク 鷲羽山(わしゅうざん)ハイランド」が、ほかのエリアと比べて高めの割合で5位となった。さらに四国では「NEWレオマワールド」が3位にランクインしている。

九州・沖縄では、「ハウステンボス」と「グリーンランド」が5位以内に入り、1位から4位まではいずれも15%前後で拮抗している。

グラフにはないが、10~60代まですべての年代で「東京ディズニーランド」が1位だった。「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」は、男性よりも女性の割合が高めで、特に「東京ディズニーランド」は、30代以上の女性で3割超と高くなっていた。「東京ディズニーシー」も、20~30代の女性でほかの年代に比べて割合が高くなり2割超となっていた。また、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、年代が若くなるほど割合が高くなる傾向がみられた。

一番好きな遊園地・テーマパークTOP3を好きな理由は?

一番好きと回答した遊園地・テーマパークについて、好きな理由を聞いた。全国1位の「東京ディズニーランド」と、3位の「東京ディズニーシー」を好きな理由をみると、どちらもTOP3の理由として「1日中過ごせる・楽しめる」「非日常な感じや雰囲気を味わえる」「世界観や雰囲気が好き」の割合が上位5つのテーマパークの中で高い結果となった。

  • 東京ディズニーランドを好きな理由

「東京ディズニーランド」では、5位の「家族と楽しめる」、6位以降の「ショーが充実」の割合が「東京ディズニーシー」と比べると高くなっていた。

一方の「東京ディズニーシー」では、「世界観や雰囲気が好き」「非日常な感じや雰囲気を味わえる」が6割前後と「東京ディズニーランド」に比べて高く、TOP2となった。また、「施設がきれい・清潔・広い」、6位以降の「食べ物(レストランや食べ歩き)が充実 」も「東京ディズニーランド」よりも高い割合だった。

  • 東京ディズニーシーを好きな理由

全国2位の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を好きな理由をみると、TOP3の「1日中過ごせる・楽しめる」「アトラクション(乗り物)が充実」「世界観や雰囲気が好き」が4割超と高くなっている。

  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを好きな理由

4位の「家族と楽しめる」、5位の「非日常な感じや雰囲気を味わえる」が3割台で続き、6位以降では「アクセスがいい(交通機関や送迎バスなど)」は、「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」と比べて高くなっていた。

そのほかにも、北海道で2位だった「ルスツリゾート遊園地」では、「1日中過ごせる・楽しめる」が1位で、「アクセスがいい(交通機関や送迎バスなど)」も高めだった。九州・沖縄で2位だった「ハウステンボス」は、「世界観や雰囲気が好き」が5割超と高く、「施設がきれい・清潔・広い」も4割超だった。山梨県にある「富士急ハイランド」は、「アトラクション(乗り物)が充実 」が6割超と高く、「ストレス発散になる/すっきりする」も3割台後半で、ほかのテーマパークと比べて最も割合が高くなっていた。