MMDLaboはこのほど、「ポイント運用の利用実態に関する調査」の結果を発表した。調査は2024年7月5日~7月8日、予備調査では18歳~69歳の男女7,000人、本調査ではポイント運用4サービス現在利用者400人を対象にインターネットで行われた。
ポイント運用やポイント投資の経験は?
男女7,000人にポイント運用の認知~利用経験について聞いたところ、「現在利用している」と回答したのは23.7%となった。年代別でみると、「現在利用している」「現在は利用していないが過去に利用したことがある」「どのようなサービスなのか内容まで知っている」「聞いたことはあるが、サービス内容は知らない」をあわせた認知は60代(n=1,332)が66.7%、「現在利用している」と回答したのは30代(n=1,204)が27.3%でそれぞれ最多となった。
投資経験別にみると、「現在利用している」と回答したのは投資経験者(n=2,465)が46.6%、投資未経験者(n=4,535)が11.2%となり、投資未経験者よりも投資経験者のポイント運用現在利用が35.3ポイント高い結果となった。
ポイント運用とポイント投資の違いについての理解度
ポイント運用とポイント投資の違いを理解しているかを聞いたところ、「理解している(違いを説明できる)」が33.3%、「おおよそ理解している」が45.4%となり、あわせた理解度は78.7%となった。
最も利用しているポイント運用サービス
最も利用しているポイント運用サービスを尋ねたところ、1位「楽天ポイント運用」、2位「PayPayポイント運用」、3位「dポイント投資」となった。
ポイント運用を始めたきっかけ
ポイント運用4サービス現在利用者400人(各n=100)にポイント運用を始めたきっかけを尋ねたところ、楽天ポイント運用、au PAYポイント運用は「アプリやサイト上ですすめられた」、PayPayポイント運用は「投資に関する知識をつけたかった」、dポイント投資は「貯めたポイントの使い道が他になかった」がそれぞれ最多となった。
ポイント運用の継続意向
ポイント運用を今後も継続して利用したいと思うかを聞いたところ、「継続したい」と「やや継続したい」をあわせた継続意向は、PayPayポイント運用(n=100)が最も高く96.0%、次いでdポイント投資(n=100)が91.0%、楽天ポイント運用(n=100)が86.0%となった。