JR西日本は23日、地域の人々に北陸新幹線を身近に感じ、鉄道に親しんでもらうことを目的に、「白山総合車両所 一般公開」を開催すると発表した。2019年以来、5年ぶりの開催だという。

  • 北陸新幹線の車両基地である白山総合車両所で、5年ぶりに一般公開が行われる

北陸新幹線の車両基地である白山総合車両所(石川県白山市)では、長野~金沢間が延伸開業した2015年から2019年まで、一般公開を年1回開催してきたが、2020年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を理由に中止。その後も一般公開は行われていなかった。北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸開業した今年、5年ぶりの一般公開が決まった。

「白山総合車両所 一般公開」の日時は9月21日10~16時。入場料は無料だが、事前抽選制(10~12時 / 12~14時 / 14~16時)での開催となる。おもな内容として、「白山総合車両所のお仕事体験」「ミニ新幹線の乗車体験」「除雪作業車の展示」「イベントコーナー」などを予定。募集人員は計3,000名とされ、JR西日本のニュースリリースに記載された2次元コードから参加申込みを行う。応募期間は8月1~20日。9月以降、当選者へ別途連絡するとのこと。