学情は7月17日、「副業」に関する調査結果を発表した。調査は6月17日~30日、同社運営の転職サイト「Re就活」「20代の働き方研究所」に来訪した20代の社会人を対象にWebアンケート方式で行われ、405件の有効回答を得た。
20代会社員に「勤務先で副業が認められていたら副業したいですか?」と尋ねたところ、7割近くが「副業したい」(35.6%)あるいはどちらかと言えば副業したい」(30.6%)と回答。
副業したい理由を聞くと、「本業のほかにもう1つ収入源があると、安心できる」「自分でお金を稼ぐ力を身につけたい」「本業以外でもスキルアップの機会を得たい」といった声が寄せられた一方で、「本業でしっかりと稼げる状態が理想」「プライベートの時間を削って副業をしたいとは思わない」「今は本業の仕事に専念したい」といった声もあがった。
次に、「転職活動において、“副業可”の企業は志望度が上がりますか?」と質問したところ、27.4%が「上がる」と回答。「どちらかと言えば志望度が上がる」(31.6%)を合わせると約6割にのぼり、「将来、副業をしたいと考えているため」「重要事項ではないものの、選択肢はあると嬉しい」「副業可の会社は、自由な社風という印象を受ける」といった声が寄せられた。