インタースペースが運営する、日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」の情報発信メディア「ママスタセレクト」は2024年7月18日、「義実家への帰省」についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査は2024年6月15日~6月16日、子どもがいる人、妊娠中の人1,055名を対象にインターネットで実施した。

|I@001.jpg,旦那の実家に何泊するか|

ママスタでは毎年、帰省に関するママたちの声が届くが、コロナ禍を経て帰省事情も変化しつつあるようだ。全体の46.7%と半数近いママたちが「帰省しない」と答えた。その理由には次の3つが挙げられる。

・交通費がかさむ / 長距離移動が大変

・義両親と同居・近居のため

・義両親と関係が悪い

帰省するものの、宿泊先は義実家ではなくホテルまたは日帰りで、という家庭もあり、25.8%に。「近所なので日帰りできる」「子どもの夜泣きが心配」「義両親が妹夫婦と同居していて自分たちは泊まれない」「アパート住まいで泊まれない」となどといった理由が聞かれた。

「1~2泊」と回答した人は18.2%となった。短期間であればお互いの負担も少なく、子どもたちも飽きない点がメリットとなる。

9.3%が「3泊以上」と回答。「遠方だから。また居心地がいいから」という声があった。なかには「10泊。居心地がよくて子どもたちも喜ぶから」という人も。長期間宿泊する家庭にとって、義両親との関係が良好であることは必須条件のようだ。

  • 帰省のついての回答の理由

義実家へ宿泊するかどうかやその宿泊日数を決めるには、義実家までの距離や家の広さ、他のきょうだいもいること、子連れの帰省が大変であることなど、さまざまな判断材料があった。

例年通りに帰省すべきと思っても、家族が増えたり義実家側の事情が変わっていたりすると、お互いに帰省の負担が大きくなる可能性がある。

もし帰省が大変と感じているのであれば、滞在期間を調整する、ホテルを利用するといった方法を検討するのはどうか。早期予約で受けられる割引サービスを上手に活用すると、経済的な負担も軽減できるだろう。