JR四国は22日、運転士の前方確認時の視認性向上、疲労軽減によるさらなる安全性向上を目的として、8月から保護メガネ(偏光サングラス)の着用を試行すると発表した。

  • 保護メガネ(偏光サングラス)着用イメージ

  • 試行する保護メガネ

保護メガネ(偏光サングラス)の着用は、直射日光・反射光によるまぶしさの軽減を図ることで視認性の向上が期待できるほか、直射日光・反射光のカットによる疲労軽減も目的としている。試行期間は8月1日から10月31日までの予定。JR四国エリア内の運転士が保護メガネを着用し、運転業務や接客業務に従事する。

試行する保護メガネは、タレックスの「トゥルービュー」レンズを採用した偏光サングラス。色覚に影響を及ぼさず(特許取得)、疲労軽減に効果がある。メガネの上から装着できるクリップオンサングラス、レンズの跳ね上げ機能を持つフリップアップサングラスの2種類を用意する。