アイドルグループ・BOCCHI。の大嶋みくが、自身の誕生日である7月19日に1st写真集『Pearl(パール)』(3,300円 KADOKAWA)を発売した。今回、同作の発売を直前に控えるタイミングで大嶋にインタビュー。彼女のルーツであるフィリピン・セブ島を舞台に行われた写真集撮影で、特に印象に残っている思い出などについて話を聞いた。(前後編の後編)
写真集撮影に向けてボディメイク
――写真集の撮影に向けて、何か準備はされましたか?
ピラティスとジムに通いましたが、私がバキバキに鍛えるのは、ファンの皆さんが求めているものとは違うかなと思って、ある程度丸みを残すことを意識しました。なので、ごはんは我慢せずに運動を頑張りました。あとはお風呂ですね。長めに湯船につかって、むくみをとるようにしてました。
――BOCCHI。のライブもありますし、逆に体重が落ちてしまう心配もありそうです。
そうなんです! やっぱり食べないと身体がもたないんですよね。ライブで力が出なくなっちゃう。でも、食事制限はせずに、ちゃんと食べていたんですけど、撮影の1週間前に久々に体調を崩して、激痩せしちゃって。体調が回復していくうちに体重も戻っていったので、結果ちょうどいい感じになりましたが(笑)。
――期せずして(笑)。結果的に良かったものの、撮影前に体型が変わってしまうのは不安ですよね。
体調を崩してから、ちょっと復活してライブに行ったとき、体調を崩して痩せてしまった感じがすごくあって……。どうしようかと心配していたんですけど、撮影前に完全に回復して、撮影前日には日本食も最後だしと思って、焼肉を食べました(笑)。
撮影秘話も盛りだくさん
――良かったです(笑)! 写真集の撮影で印象に残っていることはありますか?
いっぱいあります! 赤いドレスが一番お気に入りの衣装なんですけど、この衣装はもともと、朝4時くらいにホテルから車で3時間くらいかかる川に行って、朝日で撮る予定だったんです。でも、予定を変更して、夕日で撮ろうということになって。そしたら、たまたまホテルの近くに沼地があって、夕日もめっちゃキレイに見えるし、ここでいいじゃん! という流れで撮影しました。地面が岩みたいに硬いし、沼地に行くまでに今にも壊れそうなハシゴを使わないといけなくて、スタッフさんたちとドキドキしながら、そのハシゴで下りたんですけど、私はそれくらいスリルがあるほうが好きなので、なんだか旅っぽくて楽しかったです。
――大嶋さんが魅力的なのはもちろんのこと、美しい夕日の風景も合わさって、とても素敵です。
あとは、この黄色い衣装のカットをカフェで撮影しているとき、「ニャー」と聞こえてきて。その声が「助けて」と言ってるように聞こえて、辺りを探してみたら、猫ちゃんが壁と壁の間に挟まっていたんです。これは助けなきゃ! と思ったんですけど、撮影も進めないといけなかったので、私とカメラマンさんで写真を撮っている間に、スタッフさんが猫ちゃんを救出していたという裏話もありました(笑)。