吉田麻也「一番良い形だったのではないかと思います」“オーバーエイジ不在”でパリ五輪に臨むU23日本代表に言及
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 7月13日(土)の放送では、パリ五輪に臨むU23日本代表にエールを送りました。

パーソナリティの吉田麻也

「日本サッカー協会は、パリ五輪に出場するU23日本代表18人を7月3日(水)に発表しました。なお、パリ五輪グループステージ第1戦は、開会式前(現地時間)7月24日(水)にU23パラグアイ代表と対戦します」

吉田:いよいよメンバーが決まりましたね。メンバー発表のときは、いつだってドキドキします。

オーバーエイジで参加するとうわさをされていたA代表の主力選手たちは結果的に招集されず、今回は23歳以下の選手だけでパリ五輪に臨むことになりましたが、個人的な感想を正直に言うと……僕は一番良い形だったのではないかと思います。

もし、18人しかない枠のなかで3人をオーバーエイジで取るならば、(チームとして)どこを目指すかが非常に大事になっていきます。オリンピックでメダルを獲るならオーバーエイジは絶対に必要だと思いますが、監督や協会が望む選手が招集できないのであれば、23歳以下の選手にチャンスを与えてあげるほうが、彼らにとっても、将来的に(パリ五輪の経験が)プラスになると思いますので、18人には全力でぶつかっていってほしいなと思います。

“23歳以下”といっても、他国ではA代表でもバリバリ活躍している選手がたくさんいますし、どちらかといえば、日本はまだその辺りが遅れているなと思います。10代でA代表に入る選手がいてもいいですし、当然、オリンピックでステップアップして羽ばたく選手が出てきてもいいと思います。

実際、北京五輪では(グループリーグ全敗と)ボコボコにやられましたが、そこから“何クソ根性”で這い上がってきた選手がたくさんいます。もちろん、ボコボコにやられないほうがいいんですけど、そこで勝つこと、もしくは経験を積むことで、A代表への道が開けると思います。

ただ、オリンピックに出場したからといってA代表に必ず選ばれる保証はありません、これからもまだまだ戦いは続きます。(パリ五輪で)選ばれなかった選手が這い上がってくることもあるし、選手である以上、引退するまで競争は続くので、その競争に1つずつ勝っていくことが大事です。

とにもかくにも、オリンピックは素晴らしい経験になると思うので、みんな楽しんできてほしいなと思います!

<番組概要>

番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!

放送日時:毎週土曜9:30~9:55

パーソナリティ:吉田麻也

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kirikae/