ハルメクホールディングスは7月18日、「ディスコ体験に関する実態・意識調査」の結果を発表した。調査は2024年6月21日~6月24日、50~86歳の女性490名を対象にインターネットで行われた。
ディスコに行ったことがある人は58.8%
ディスコに行ったことがある人は58.8%(288名)で、およそ6割が経験ありという結果に。最も通っていた年代は、「18~23歳頃」が79.9%と最も多く、次いで「24~29歳頃」が14.6%と続く。
「今、ディスコに行ってみたい」と回答した人は21.0%
「今、ディスコに行ってみたい」と回答したのは、21.0%だった。過去にディスコに行った経験がある人で、「今、行ってみたい」と回答した割合は30.6%と高いが、ディスコ経験のない人は7.4%と、今、行ってみたい意向には大差があった。
ディスコに行ったことがある人の割合と、今、ディスコに行ってみたい人との割合とを掛け、そこに現年齢(2024年時点)を回答者数でプロットすると、現年齢60代後半~70代前半と、現年齢60歳前後にボリュームゾーンがあることがわかる。前者は1次ディスコブームの時期に、後者は2次ディスコブームの時期に、18~23歳頃(ディスコ体験年齢が最も多い)を過ごしている。現在63~64歳の人は、その年代の頃に、両方のブームを経験している。
ディスコへ行っていた理由は?
ディスコに行っていた理由としては、ディスコの主軸である「音楽」・「踊る・ダンス」の2大要素より、「流行っていたから」「ワイワイガヤガヤ」という要素の方が、行く理由としては強かった。
欲しいサービス・施設は「座れる場所」「年齢制限」「多めのトイレ」など
今、ディスコに行ってみたいと回答した103名に、「通常のディスコではあまりないかもしれないが、あると良いと思う設備・サービス・ルール」を、3つまで選んでもらった結果、トップ3は、「座れる場所」「年齢制限」「多めのトイレ」となった。続いて、「音のしない静かなエリア」、「熱中症防止のための水分補給スポット」など、体調に関するサービスが並ぶ。
自由回答からは、「メイクさんスタイリストさんなど当日変身させてくださる方々」(61歳)、「ヘアメイクをしてくれるサービス」(56歳)、「スタイリストによる洋服の提供」(69歳)といったおしゃれ周りのサービスを希望する声も。
今ディスコに行くとして、希望することや、やってほしい企画は?
今、ディスコに行くとして、自身の希望や、やってほしい企画をたずねたところ、「昔と同じ企画を再現してもらいたい」(56歳)、「運動不足を楽しく解消できる企画や若いときにタイムスリップできる企画」(62歳)、「自分が楽しんだ頃、そのままの空間の再現、曲、雰囲気を味わいたい」(63歳)、「30年前にヒットした軽快な洋楽オンリーで、当時をリアル再現できるような室内の作りで楽しかった思い出にひたれるような体験ができると嬉しい」 (63歳)、「年齢制限(50歳以上)の男女を対象にしてほしい。ミラーボールや演出も派手にして、当時流行っていた曲をがんがんながしてほしい。ドレスコードで精いっぱいおしゃれして、非日常を味わいたい。しかし年齢に合わせて椅子やトイレを多く設けてほしい」(66歳)といった声が寄せられた。