テレビ朝日開局65周年記念として、テレビ朝日系バラエティ番組『祝! 内村光良還暦祭り内村プロデュース復活SP!!』が2024年秋に放送されることが、19日に明らかになった。
■内村光良の還暦祝う『内村プロデュース』新作
還暦を迎える内村を祝うべく、豪華芸人たちが大集結する『内村プロデュース』の新作を放送することが決定した。2000年4月から2005年9月まで放送された『内村プロデュース』は、プロデューサーの内村が、独自の手法とコンセプトで、世の中のあらゆるものをプロデュースしていくという番組。内村に加え、さまぁ~ず、ふかわりょうらレギュラー陣を中心に、今や大物MCとなった有吉弘行、バナナマン、くりぃむしちゅー、出川哲朗ら多くの芸人が多数出演。お題に対する答えを文字や絵でフリップに記入する大喜利や、用意されたシチュエーションでの即興コントに挑むなど、“お笑い瞬発力”を問われる企画が多く、当時の若手芸人にとっては登竜門的な存在となっていた。2005年9月の放送終了後もSNSなどで復活を望む声の多い伝説の番組が、2008年3月の単発SPから、16年の時を経て復活を果たす。
■“内P出てた芸人”と“内P見てた芸人”が大集結
16年ぶりの新作となる今回の「復活SP」では、当時番組に出演していた“内P出てた芸人”はもちろん、あの頃は視聴者としてテレビにかじりついていた“内P見てた芸人”も参戦。今ではテレビで見ない日はないMCクラスとなった売れっ子たちが、新たな人気若手メンバーとともに大集結し、若手芸人のように必死で笑いをとりにいく。豪華芸人たちが続々登場する「復活SP」、はたしてどんなメンバーが参戦するのか、そして一体どんな企画が行われるのか。このほど、内Pには欠かせないサングラス&ピコピコハンマーを装着した内村と、当時のレギュラーメンバー・さまぁ~ず、ふかわりょうの新撮ビジュアルも公開された。
さらに、TELASA(テラサ)などで、過去の人気企画回30作品を初めて配信することが決定。TELASAでは本日よりアーカイブ配信第1弾として、有吉弘行の人気キャラ“猫男爵”も登場する「芸人家庭訪問すごろくスペシャル!!」(2003年9月29日放送)や、内村の盟友でもある天然系芸人・出川哲朗の“お笑いガマン道場”も入った「内村VSレギュラー全面対決をプロデュース!!」(2003年6月2日放送)、恒例企画“露天風呂でだるまさんが転んだ”の熱闘が見られる「2005年新春お笑い修学旅行をプロデュース!!」(2005年1月1日放送)などを含む10作品が見放題(2025年3月末までの限定配信)。今後も順次ラインナップを追加していく。またTVer、テレ朝動画、ABEMAでも過去の厳選回を無料配信。本日より第1弾として5作品の配信がスタート(2週間限定)し、今後も順次ラインナップが更新されていく。そして、Xでも番組初となる公式アカウントがオープン。今後も番組の新情報がどんどん投稿される。
■内村光良 コメント
――この秋、「復活SP」が放送されると聞いた時のお気持ちは?
まず、「復活SP」実現に向けて尽力してくださったスタッフのみなさんに感謝します。今回、あの愉快な仲間たちに会えることはもちろん楽しみですし、この番組だと彼らの“挑み方”も違うので、その久しぶりな感じを味わいたいと思っています。
――過去の人気回30本が初めて配信されますが、特に思い出に残っている企画は何ですか?
配信が決まっているものだと「秋の引き出し王決定戦をプロデュース!!」(2004年9月20日放送)が好きでした。パッとお題を出されたら、とにかく瞬時に考えるじゃないですか。それを何回も何回も繰り返して「引き出し」がゼロになったとき、もう何も思いつかない……という極限状態に陥ると、あとにはもう“人間”しか残らないんです。全部出し切った後の人柄で勝負するしかないという“究極”の状況が面白かったです。追い込まれた有田(哲平)や、汗をかいた土田(晃之)が全部はぎ取られていくさまを見ながら、私は心底“司会でよかったな”と思っていました(笑)。
――今回は番組に出演していた“内P出てた芸人”と、当時は視聴者だった“内P見てた芸人”が登場します。“内P見てた芸人”の皆さんに期待していることやアドバイスはありますか?
先輩たちはきっとめちゃくちゃエンジンを掛けてくると思うので、あまり相手にしないこと! ここでスベッてもどうってことないですから(笑)。先輩たちは必死に若い感性についていこうとすると思うので、とにかく相手にしないことです。マイペースにやってください(笑)。
――最後に復活を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
だいぶ時間が経って、主人公たちが年を取っちゃってからやる映画の続編ってあるじゃないですか。今回の「復活SP」もそういう感じです。年を取っても若いもんに負けまいとするおじさんたちの生き様を見てほしいですね。私を含め、みんなの刀がどれだけ錆びているのか、もしくは今もまだ錆びていないのか……。とにもかくにも愉快な仲間と再会できるのが楽しみですし、還暦のいい思い出になりそうです(笑)。
【編集部MEMO】
内村プロデュース初となる配信ラインナップは以下の通り。
■TELASA 第1弾アーカイブ配信ラインナップ
「芸人家庭訪問すごろくスペシャル!!」 (2003年9月29日放送)
「本気で若手芸人下剋上をプロデュース!!」 (2003年5月12日放送)
「童心王決定戦をプロデュース!!」(2003年5月26日放送)
「内村VSレギュラー全面対決をプロデュース!!」 (2003年6月2日放送)
「他人のフィールド王決定戦をプロデュース!!」 (2003年7月28日放送)
「シャッフルコンビをプロデュース!!」 (2004年2月2日放送)
「NO PLAN新メンバーオーディションをプロデュース!!」(2004年8月9日放送)
「秋の引き出し王決定戦をプロデュース!!」 (2004年9月20日放送)
「2005年新春お笑い修学旅行をプロデュース!!」 (2005年1月1日放送)
「日本一のガンコおやじをプロデュース!!」 (2005年3月21日放送)
■TVer・テレ朝動画・ABEMA 第1弾アーカイブ配信ラインナップ
「内村VSレギュラー全面対決をプロデュース!!」 (2003年6月2日放送)
「他人のフィールド王決定戦をプロデュース!!」 (2003年7月28日放送)
「秋の引き出し王決定戦をプロデュース!!」 (2004年9月20日放送)
「2005年新春お笑い修学旅行をプロデュース!!」 (2005年1月1日放送)
「日本一のガンコおやじをプロデュース!!」 (2005年3月21日放送)