情報サイト「マナポッケ」を運営するmanabyは、「梅雨の時期の不調」に関するアンケート調査をインターネット上で実施した。期間は2024年6月7日~2024年6月21日。調査人数は309名(男性:101名、女性:208名)で、10代2名、20代45名、30代109名、40代110名、50代38名、60代以上5名であった。

梅雨うつで最も辛い症状は、1位「頭痛」、2位「やる気がでない」、3位「不安・気分の落ち込み」「身体がだるい」という結果になった。梅雨うつでは、メンタルのみならず身体にも影響があることがうかがえる。

「頭痛」のエピソードとして、「締め付けられるような頭痛と眼痛、吐き気が毎日のように起こって仕事も家事も何もやる気がおきない。」などのコメントが寄せられた。

「やる気がでない」エピソードとして、「疲労感と倦怠感が常にあり、アクティブに活動できなくなる。」などのコメントが寄せられた。梅雨の時期は日照時間が少ないため、セロトニン不足になり、落ち込みやすく憂鬱な気分になることがあるという。

「不安・気分の落ち込み」のエピソードとして、「気持ちが不安定になり、いろんなことがいつもに増して不安になったり、考えすぎてしまったりすることによって、胃の不調もきたしたり悪循環になります。」などのコメントが寄せられた。

「体がだるい」のエピソードとして、「郵便物を取り忘れたり、麦茶を飲もうとして冷蔵庫の扉を閉め忘れたり、歯磨きしないまま寝たり、毎日の簡単なルーティンを忘れる(できない)日が続きました。」などのコメントが寄せられた。

症状が続いた期間は、1位「1カ月程度」、2位「1週間程度」、3位「3カ月程度」という結果となった。「1カ月程度」と答えた人は56.3%であり、2人に1人は梅雨うつが1カ月程度続いていることがわかった。また、「1週間程度」と答えた人は34.4%で、90%以上の人が「1週間~1カ月程度」梅雨うつの症状があることが明らかになった。