HoYoverseは7月18日、提供中のオープンワールドRPG『原神』において、「Ver.4.8 陽夏!悪龍?童話の王国!」のリリースと同時に適用したキャラ修正をロールバックすると明らかにした。あわせて旅人に1,600個の原石配布も行われている。
キャラ修正の対象となっていたのはフォンテーヌ編で実装された「ヌヴィレット」。法器キャラながら重撃を行うことで特殊な攻撃動作を行うことができ、しかも極めて高い火力を継続的に発揮することが可能だ。このビームのような攻撃はヌヴィレットの前方、直線状に投射される。
この時、ビームの投射方向はカメラ操作によって制御可能。ビームを撃ちながら標準を調整したり、ある程度敵の動きに合わせて向きを変えることもできる。このカメラ操作がマウス感度に依存するPC環境では、一時的にマウスのDPI等を変更することで極めて高速なカメラ操作も行える。ヌヴィレットのビーム攻撃はこのカメラに完全に追従してしまうため、ヌヴィレットを中心に360度を薙ぎ払うような攻撃に活用する旅人もいた。
今回HoYoverseはこうした事態に対し、想定していた動作ではなかったとして、キャラ性能に調整を実施。あまりに高速なカメラ操作によって本来のゲームプレイ体験と乖離していたり、ゲームをプレイするプラットフォームごとの公平性が損なわれていたと説明したが、360度攻撃を愛用していた一部のユーザーが反発した。更新をロールバックすると表明し、原石×1,600の補償を配布している。
【キャラクター「告諭の潮騒・ヌヴィレット(水)」の高速回転に伴う不具合修正のロールバックについてのご説明】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) July 17, 2024
親愛なる旅人さまへ…