鉄道・運輸機構は18日、北海道新幹線の立岩トンネル(延長17,040m)が貫通したと発表した。北海道新幹線のトンネル全17本のうち、掘削が完了したトンネルは8本目とのこと。

  • 立岩トンネル(山崎工区)貫通の状況。7月18日撮影(提供 : JRTT 鉄道・運輸機構)

北海道新幹線の新函館北斗~札幌間では、鉄道・運輸機構が整備事業の建設主体となり、2014(平成26)年からトンネル工事に順次着手。全17本のトンネルで工事を進めている。立岩トンネルは新八雲(仮称)~長万部間(新青森起点204km625m~221km665m内)にあり、立岩工区、山崎工区、ルコツ工区、豊津工区の4工区に分けて工事を行ってきた。

このうち山崎工区(工事延長4,960m、横坑延長1,672m)が7月18日に貫通。これにより、八雲町と長万部町にまたがる立岩トンネルが貫通した。なお、山崎工区の工事期間は2026年3月11日までとされており、「引き続き、安全に工事を進めてまいります」(鉄道・運輸機構)としている。