「プチプチ(R)」の製造販売を行う川上産業は、8月8日「プチプチの日」(日本記念日協会認定)に、書籍『プチプチ(R) なぜつぶされることを防ぐために生まれた気泡シートは指でつぶされるようになったのか』(プチプチ文化研究所著、マイナビ出版刊)を発売する。Amazonでは7月12日より予約販売が開始。書店では8月16日ごろから並ぶ予定。価格は1,518円。

プチプチは大切なものを衝撃から守ることが本来の役目だが、プチ部分の空気層が断熱効果を発揮して避難所等で防寒用途に使用されることもある。そして、なぜか指でプチプチつぶされてしまうのものとして有名で、人を癒す存在として広く認知されているアイテムだ。なぜつぶされることを防ぐために生まれた気泡シートは指でつぶされるようになったのか、本書では実用性とエンタメ性を兼ね備えたプチプチの謎に迫っていく内容となっている。

著者のプチプチ文化研究所は、2001年に設立されたプチプチ文化研究機関。プチプチで遊びつつ、プチプチにまつわるさまざまな事象を研究している。

またプチプチに関するアンケートを1,000名に実施し、自由記述を元にプチプチのテキストマイニングを行った結果、上図のワードクラウドで示されている通り、「つぶす」が目立っていることがわかる。プチプチを「つぶす」ことは本来の用途である「まもる」と対を成しているプチプチの用途といっても過言ではない、と同社はコメントを寄せている。