歌手の久保田利伸が、22日発売の月刊誌『JUNON』2024年9月号(主婦と生活社)に登場する。

久保田利伸

今号は、久保田が27年ぶりに同誌に登場。インタビューでは、来年でデビュー40周年を迎える久保田が、これまでを振り返っている。

インタビュー抜粋は以下の通り。

久保田利伸 インタビュー

――1986年に「失意のダウンタウン」でデビューされ、来年で40年目を迎えますが、その年月を振り返って、どんな思いがありますか?

さすがに40という数字は大きいですね。「長くやれてよかったな、そんなに長くやれたんだ」という気持ちと、それ以上に「ありがたい」という思いが大きいです。いろんな幸運と、スタッフや僕の音楽を聴いてくれる人との出会いがあって、ここまでやってこれたんだなと感謝です。

――デビュー当時の自分に、今、声をかけてあげるとしたら?

「おまえ、そんなに長くやるんだぞ。すげぇぞ」って(笑)。何十年もやるなんて思ってもいなかったですから。ただ「デビューできてよかった」ってことが大きくて、これから先はどんどんやりたいことをやろうと思ってた。当時どなたかに「久々に10年頑張れるアーティストを見つけた」と言われた記憶があって、僕は「そんな10年もやるのかな?」と思ってたくらいですから(笑)

――1995年に全米デビューを果たし、翌年にはドラマ『ロングバケーション』の主題歌でもある「LA・LA・LA LOVE SONG」が日本で大ヒットと両方のフィールドで絶好調でした。

本当にありがたいですね。今思うとそれって計算してできることでもないし、タイミングとかいろんなことが合ったんじゃないかな。ただ、あの当時ってインターネットも普及してないし、パソコンもまだ持ってる人が少ない時代ですから、海の向こうで何が起こってるかわからないんですね。「LA・LA・LA~」が「ドラマの主題歌で大ヒットしてるよ」って電話で聞くんだけど、ドラマはそのときは観られなかったんです。

【編集部MEMO】
雑誌『JUNON』は、1976年創刊の月刊誌。テレビ、映画、音楽シーン、スポーツなど各分野で“今いちばん輝いているスター”たちが登場する。