声優の宮野真守が、22日発売の月刊誌『JUNON』2024年9月号(主婦と生活社)に登場する。
今号には声優としてだけでなく、ドラマやバラエティーなどマルチに活躍する宮野が登場。インタビューでは、劇場版アニメ『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』について話したほか、自身の学生時代を振り返っている。
インタビュー抜粋は以下の通り。
宮野真守 インタビュー
■覚悟を持って『ヒロアカ』の世界に飛び込もうと
『僕のヒーローアカデミア』(読売テレビ・日本テレビ系)には声優仲間がたくさん出演していましたし、機会があれば出演できたらな……と思っていました。原作が『週刊少年ジャンプ』で連載されている少年漫画だけあって、少年少女が憧れる王道のストーリー構成に加えて、『ヒロアカ』にしかない“ヒーローとは何か”というメッセージ性が多くの人の心をつかんでいるから、これだけ長く愛され続けているのだろうと思います。今回公開される劇場版アニメ『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』は、堀越耕平先生監修の、いわゆるオリジナルストーリー。僕は本作で、シェルビーノ家に仕える執事のジュリオ・ガンディーニを演じます。原作には描かれていない物語に、原作の空気感や世界観をしっかり踏襲していくことは、非常に難しいことでもあって。劇場版のみに登場するオリジナルキャラクターを演じることに責任を感じますし、立場を認識しながら覚悟を持って『ヒロアカ』の世界に飛び込みたいと思いました。
■文化祭はステージから降りる暇がなかったくらい
『ヒロアカ』は雄英高校で学ぶヒーローの有精卵たちの物語。僕自身の学生時代を思い出すと、僕は盛り上げ役に徹する感じでした。高校時代は親友が生徒会長で、リーダーは彼。僕は体育祭で応援団長をやっていて、リーダーのように見えるけど、その横には生徒会長がいる、みたいな(笑)。文化祭もいろんなことをやりましたよ。ダンスパフォーマンス、ダンスボーカル、バンド、コントとか。常にステージの上にいて、降りる暇がなかったくらい(笑)。あらためて思うと、やっていることが今とあまり変わらないですね。そこで培われたのかも(笑)。文化祭での一番の思い出は、学校のNo.1を選ぶ投票で1位に選ばれたこと。それまでは1位の名称が「ミスター○○」だったのに、僕らの代から急に「看板男」という名前になっちゃって(笑)。選ばれると“看板男体育着”(胸に「看板男」という文字が入っている体操着)をもらえるので、それを着て体育祭に出てました。「本当にNo.1なのか? もしかしたらマスコット的人気なのでは?」とちょっと思っていましたね(笑)
【編集部MEMO】
雑誌『JUNON』は、1976年創刊の月刊誌。テレビ、映画、音楽シーン、スポーツなど各分野で“今いちばん輝いているスター”たちが登場する。