元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が14日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【プロ野球解説】巨人が7連勝で首位キープ! 『坂本の状態は? それより岡本&大城の流れを…』阪神同じ選手にやられ過ぎた敗戦…DeNA中継ぎが苦しいが…西武54年ぶりの記録! 12球団最速の50敗…」に出演。1軍復帰した坂本勇人について語った。

坂本勇人

阿部慎之助監督の采配を解説

今季、開幕から不調が続き、61試合で打率2割3分4厘、4本塁打、18打点という成績で6月26日に登録抹消となった坂本。2軍で調整したのち、7月12日に昇格するとその日は「6番・三塁」でスタメン出場するも、13日と14日は途中出場。スタメンから外れていた。

このスタメン外れに関して高木氏は「まだちょっと……1試合目のバッティングの状態を見ると、まだ自分の間合いでは立ててないなというのと、やっぱり差し込まれるケースが多かったね」と自身の印象を明かし、「だから、岡本、大城、この流れのほうを大事にしたのかな」と、阿部慎之助監督の采配について解説。

そのうえで、「坂本を入れることによって大城がキャッチャーに行き、岡本がファーストに行くことよりも、大城ファースト、岡本サードの、岸田を使う。そのほうが打線としては流れるのかなって気はしたけどね」と持論を述べていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。