ワンキャリアは7月16日、2026年卒の学生を対象としたインターンシップに関する調査の結果を発表した。同調査は5月31日~6月5日、2026年卒の大学生586人を対象に、インターネットで実施した。
6月初旬時点での夏インターンシップのエントリー状況を聞くと、全体のおよそ8割が少なくとも1社にはエントリーしていることがわかった。39.8%が「1~4社」、16.7%が「5~9社」、12.4%が「15社以上」と回答し、中央値は「3社」だった。今後のエントリー予定については、「15社以上」が34.0%で、「10~14社」(25.5%)、「5~9社」(25.1%)と続き、中央値は「10社」だった。
夏インターンシップへの参加目的について尋ねたところ、「選考優遇をもらうため」(23.9%)が最も多く、「仕事内容が自分に向いているかを確かめるため」(20.0%)、「業界理解を進めるため」(17.9%)という順になった。「仕事内容の向き・不向きの確認」は昨年よりも上昇している。
夏インターンシップにエントリーする上で重視する情報について尋ねると、「開催内容が興味を惹く内容であるか」が40.1%で最も高く、「参加報酬(選考直結・選考優遇あり)」(17.6%)が続いた。
夏インターンシップへ参加し志望度が高まった企業についてどのような形で接点を持ちたいかを尋ねたところ、圧倒的に多かったのは、「早期選考の案内」(68.6%)だった。
夏インターンシップへの参加形式について、対面(オフライン)・オンラインどちらがよいか聞くと、短期(1日)開催も複数日開催も「対面」が多かった(短期開催:60.9%、複数日開催:91.2%)。理由としては、55.5%が「実際の職場・社員の雰囲気を直接確かめたいから」と答えている。