気温や湿度が高いこの時期、心配なのが食中毒です。特に、お弁当やデリバリーなど、調理後すぐに食べない場合には注意が必要です。

そこで今回は、厚生労働省が飲食店向けに公開している「テイクアウト・デリバリーにおける食中毒予防」のチェックポイントを紹介します。

マイナビ学生の窓口に所属するZ世代の大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!

  • 厚生労働省「テイクアウト・デリバリーにおける食中毒予防」

    厚生労働省「テイクアウト・デリバリーにおける食中毒予防」

普段の衛生管理にプラス

こちらに記されている5つのチェック項目は、飲食店が夏にテイクアウトやデリバリーメニューを提供する場合に、普段の衛生管理に加えて実施すべき5つのチェックポイント。

  • テイクアウトやデリバリーに適したメニュー、容器ですか?
  • お店の規模や調理能力に見合った提供数になっていますか?
  • 加熱が必要な食品は、中心部まで十分に加熱していますか?
  • 保冷剤、クーラーボックス、冷蔵庫、温蔵庫などを活用していますか?
  • 速やかに食べるよう、お客さんにお知らせしていますか?

具体的には、「鮮魚介類などは避ける」「注文を受けてから調理する」「加熱が不十分な半熟卵やレアなお肉などは避ける」「水分を切る」「調理後速やかに10℃以下まで冷やすか、65℃以上で保管する」「購入後速やかに食べるよう伝える」など。

飲食店向けのチェックポイントではありますが、自宅で家族のお弁当を調理する場合にも当てはまると思います。また、「購入後速やかに食べる」は消費者が守るべきポイント。私たち消費者も、手洗いや消毒などの衛生管理だけでは不十分なんですね。

調理する人・販売する人・届ける人・食べる人、食に関わる全ての人が注意しなければ防ぐことができない食中毒。みんなで意識して、食中毒を防ぎましょう!

トレンドリサーチャー: 吉田晴音
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部