19日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭 翔』(毎週金曜23:15~)の囲み取材会が17日、東京・六本木の同局本社で行われ、高橋文哉、関水渚、井桁弘恵、菅生新樹、森香澄が登壇。カップル役を演じる高橋と井桁が、緊張しない間柄であることを語った。
高橋文哉&井桁弘恵、『ゼロワン』共演の2人がカップル役に
『仮面ライダーゼロワン』(19年・テレビ朝日系)で共演経験のある高橋について井桁は、「一緒のシーンが多いんですけど、安心します。恋人役なのでハグもするんですけど、何の緊張もない(笑)」とニッコリ。高橋も、「何のドキドキもソワソワもない」と共感し、「ハグシーンで、ハグのポーズのままスタンバイしているときも、肩の上に顎を乗せあって遊んでるくらい」と語った。井桁も改めて「良く悪くもドキドキせず、心穏やかに楽しめてるなと」と高橋との共演を楽しんでいることを明かした。
今作で井桁が演じるのは、高橋演じる、1,000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔の彼女で、レディース「紅」の現総長として君臨する綾小路直子。レディースの総長役ということで、「特攻服を人生で着られるタイミングがあるんだって驚きでうれしいですし、直子は足を広げて座ってることが多いので、普段はきちんと足を閉じていないといけない分、居心地がいいです」と喜びを語った。
会見では、記者から「ケンカが一番強そうな人は誰か」という質問が。菅生、高橋、森が指したのは井桁。菅生は「もう勝てないでしょ、誰も。手を出す前に口でやられそう」、森は「目で怯んじゃう。目で強いって大事ですから」と井桁に投票した理由を話し、井桁は「これ、褒められてるってこと? なんかありがとうございます」と戸惑いながらお礼を述べた。また、井桁は「一番マッチョで強そう」、関水は「今日気付いたの。分厚いぞ、ごついぞと」と、菅生に投票した。
『伝説の頭 翔』、高橋文哉主演で実写化
『クロサギ』や『正直不動産』など、多くの実写化漫画の原案で知られる夏原武氏の原作デビュー作として、2003年~2005年にコミック雑誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され人気を博した『伝説の頭(ヘッド) 翔』が満を持して初実写化。主演の高橋文哉が、1,000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、クラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という最強と最弱の二人を、一人二役で演じる。