【藤沢グルメレポ】月家- 藤沢の隠れ家で絶品焼き鳥を堪能

藤沢駅南口から5分ほど歩いたビルの3階にひっそりと佇む焼き鳥屋、月家（つきや）にお邪魔しました。ビルの階段を上がり藍色の暖簾をくぐると、カウンターのみの高級感漂うモダンな空間が目の前に広がります。まさに隠れ家という言葉がピッタリです。

月家は2024年5月、藤沢にオープンした新しいお店です。店主の細野さんは東京赤坂にある焼き鳥の名店で14年間修行されたのち、奥様のご実家が近いということから藤沢の地を選んだそうです。

画像出典：湘南人

一人でも気楽に入れる、ちょっと良い焼き鳥屋

おまかせやコースでの注文スタイルのお店が多い中、おひとりでも気軽に立ち寄って欲しいという細野さんの想いから、月家では串1本から注文ができます。隙間時間や2軒目の利用でも気軽に来店して欲しいとのことです。

画像出典：湘南人

炭火の香ばしさが香る絶品焼き鳥

取材当日は以下のメニューをいただきました。

おまかせ串8本（税込2,640円）砂肝つくねももむねししとう厚揚げレバーかわ小判焼き（焼きおにぎり＋スープ）（税込660円）

画像出典：湘南人

焼き鳥は1本ずつ提供してくれるので、焼きたての一番美味しい状態でいただくことが出来ます。一口食べると炭の香ばしい香りを感じられ、その香りが焼き鳥の味をより一層引き立てます。月家の焼き方は炭火との距離が近いため、それが燻すような効果となりこのような香りになるそうです。

画像出典：湘南人

特に自家製のタレでいただく焼き鳥が絶品で、程よい甘さと炭の香りとの相性が抜群です。人気の串を細野さんに伺ったところ、「レバー（1本で注文した場合は税込330円）」とのことです。私もいただきましたが、人気である事に頷けるとろける濃厚な味わいでした。月家に来店したら、是非一度食べて欲しいです。

私の個人的なおすすめは「胸肉（1本で注文した場合は税込330円）」です。かんずりという唐辛子を発酵させた調味料を上に乗せて食べるのですが、しっとりとした胸肉と柚子胡椒のようなさっぱりとした風味のかんずりがとても爽やかな味わいで食が進みます。一緒にいただいた小判焼きは、焼き鳥と同様に炭の香りを感じられ、普通の焼きおにぎりとは一線を画す味わいです。