元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が9日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。“外面だけのイクメン”だという夫に悩む相談者にアドバイスを送った。
友人から“イクメンだね”と褒められる夫
この日の“ミキティ人生相談”では、2歳と5歳の子供を育てる30代女性のお悩みを紹介。相談者は、「夫は家の中と外で、子育てや家事の熱量が違う。いわゆる外面だけのイクメンです」とこぼし、朝は一番最後に起きる、子供たちの支度を手伝わない、食べたものをそのままにしている、ゴミを捨てない、ずっとスマホを見ているなどの行動を吐露。「ダラダラしているイメージしかないのに、外に出ると、積極的に子供を抱っこしたり、遊んだりするので、友人から“イクメンだね”と褒められてムカつく」というお悩みを寄せた。
すると、藤本は、「でもさ、外面だけでもよくいてほしいよね。だって、外面も悪い、内面も悪いだったら、外も中も全部私がやらなきゃじゃん」と指摘し、「そう思ったら、外面だけでも面倒見てくれればいいかなって思う」と持論を展開。そのため、「外面だけでもよくさせてやろうと思って、思う存分頼む。“ほら、お父さんのところ行っておいで。何でもやってくれるから”とか言って。家でも、携帯とか見てたら、“お父さんに聞きな”、“○○って言ってるよ”とか言って動かすかな」と含み笑いでアドバイスした。
また、“外面だけのイクメン”夫に、「ムカつくと思う」と共感しながら、「でも、ムカついても何も前に進まないのよ。だから、こっちがもう一つ二つ上になって、動かしてあげようと思ったらいいのよ」と助言。相談者がイライラしていると、夫は「イライラし過ぎ」と言って機嫌が悪くなるというが、「機嫌悪くなられたら、こっちが面倒くさいから。こっちのプラスにならないじゃん? だから、気づかないようにどんどんやらせるように、子供も使いつつ」と夫の“動かし方”を伝授した。
一方で、子育てや家事について、「(夫に)何も言わないで気づくのは無理なのよ」とも。「だから、具体的に指示を出す。“トイレ終わったって言ってるから、拭きに行って”とか」という例を挙げ、「家のことがわかんないだったら、わかるぐらい育てるか、こうしてほしいっていうのを逐一言うしかない」とキッパリ。最後は、「平等は無理」だと語り、「物事によってやってる比率は、絶対平等じゃなく違ってくるから。平等にっていうよりも、いい感じに動かせるようにしたらいいかなと思う」と話していた。
視聴者からは、「夫への対応の仕方、新人教育と一緒すぎる」「やっぱ旦那も育てないと育たんな」「人生何周目!?」「なんでこんなにスラスラ的確なアドバイスができるのか」など、称賛する声が上がっている。
【編集部MEMO】
藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届ける目的で、2019年10月に開設したYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』。4年前のブログでは、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近は、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。