7月8日(月)の放送では、生徒(リスナー)から届いたメッセージを紹介。寄せられた相談にメンバーたちが答えました。
<リスナーからのメッセージ>
突然ですが、私は今、人をあまり信じられなくなっていて、人と関わることを避けています。
話したくないし、話しかけられたくもない。信じるつもりもない。めちゃくちゃ、とがっています。
でも、ミセスの曲だけは信じられるんです。ミセス先生がいなかったらきっと笑えていないし、外にも出られていないし、引きこもり状態だったと思います。なので、ミセス先生には感謝しかないです。(16歳)
<ミセスからのメッセージ>
藤澤:不信感とか、人と関わるのが難しいと思うタイミングってたしかにあるし、その気持ちはすごくわかる。そこから一歩抜け出せるのは……岩井先生はどう思います?
若井:「めちゃくちゃ、とがっています」と自分で言えちゃっているのが、俺は逆にすごいと思ってる。自覚があるなら自分で抜け出すチャンスはあるんじゃないかなって。
大森:“抜け出す”とかじゃないでしょ。だって、困っていないわけでしょ?
若井:“困ってる”っていうか、“嫌だ”って感じだよね。でもさ、たぶん本人もわかっているんだよ。こういう言葉を友達とか身近な人に話せなかったりすると思うし。だから、このミセスLOCKS!に言いたかった気持ちを送ってきてくれたのはめちゃくちゃいいなって思う。
大森:ミセスLOCKS!って、言えないこととか、自分のなかで天邪鬼な、素直になれない自分を吐露する場所でもあると思うから、全然いいと思うしありがたいけどね。でも、思うこともある。
最近、自尊心が難しいというか、“プライド”と“自尊心”ってめちゃくちゃ紙一重だなと思っていて。“自負”と“自尊心”……自分を愛おしく尊いと思う気持ちみたいな、自分を大切にしたい自愛の精神みたいなところが、世間的にすごく強まっている傾向にあると思っているんだよね。
「ケセラセラ」という楽曲で、「生まれ変わっても私でありたい」みたいなことを歌った我々が言うのは、非常に変な話ですけれども。あの根本って、僕は「生まれ変わったら“自分”って言えるかわかんないから、“自分”というふうに高らかに今ここで歌っておこう」みたいな、その反動がでかいじゃないですか。
だけど「今、私は」「俺は」みたいな、自分を承認してくれる何かが外部にない。だからこそ、自分で自分を認めざるを得ない瞬間があるし、そうでありたいと思っていて。一方で、プライドが邪魔をしたり、自愛が大きすぎて生きていきにくい人とかって、今すごくたくさんいるとも思う。この子がこじれないことを祈るかな。
藤澤:そうだね。
大森:「信じるつもりもないっす」まで言い切っちゃうのって、自然だと思うんだ。そういう時期はあってもいいと思うんだけど、いつか信じられない自分に嫌気が差すぐらいだったら、「早めに素直になったほうがいいぞ!」って思う!
番組では他にも、メジャーデビュー9周年を迎えた心境を語り合う場面もありました。
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/