きょう13日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『顔に泥を塗る』(毎週土曜23:30~)の囲み取材会が某日、東京・六本木の同局本社で行われ、高橋ひかる、木村慧人(FANTASTICS)、西垣匠、高野洸、メイク監修の井手上漠が登壇。高橋が、木村の本格的な女装姿を絶賛した。

  • 木村慧人

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木村慧人の女装に高橋ひかる「負けた」

今作で木村が演じるのは、ギャラリーカフェでアルバイトをする大学生・高倉イヴ。メイクが大好きで、“その日のなりたい自分”に合わせてメイクや洋服を選び、女装も男装もボーダーレスに楽しむジェンダーフリー男子だ。主人公の美紅(高橋)をメイクの力で変えていくことになる役どころだが、木村は「僕は子どものときからダンスをしていて、メイクを自分でしていました。ファンデーションを塗ると変わった感じがしてハマった。自信もつくし、パフォーマンスの表情も変わるので、メイクの力は強いなと思います」と、自身もメイクの持つパワーを昔から感じているよう。

  • 木村慧人

今作では、井手上監修のもと本格的な女装にも挑戦する。初めて見た高橋が「もう、負けたって思った。くぅ~! って」と敗北宣言をすると、「それはない、絶対に!」と即座に否定。しかし高橋が「漠さんに指導されながら、所作を実践されているお姿も本当に美しくて、早く皆さんにも見ていただきたい」と続けると、木村は「こんなに美しい高橋さんにここまで言ってもらえて……」と感動しつつ、役作りにあたって体重もしぼったことを語った。自身では「お母さんに似てるなって。もともとお母さん似なので、髪をロングにするとさらに似てる」という女装姿。FANTASTICSのメンバーに画像を見せると、「本当にキレイって言ってくれました。ウィッグをかぶった女装姿の“ケイコちゃん”というキャラは結構やってきたんですけど、それとは別人だね、プロの技術があるだけでこんな変わるんだねって」と反応があったという。井手上は「中性顔なので、メイクしやすかったです。でも、女性のような見た目にするテクニックよりも、メイクで“女装したイヴくん”に心が変わってくれるかどうかが大事。メイクは、顔よりも心にフィットするのが一番大事なことなので、そこに気をつけてメイクしました」と解説した。

  • 高橋ひかる

  • 井手上漠

主題歌担当・RIIZEとの縁に喜び

また、今作のストーリーにちなみ、人生で“逆転”したエピソードを聞かれた木村は、「『GLOBAL JAPAN CHALLENGE』というオーディションの最終審査で落ちてしまって。でもそこで合格していたら別のグループになっていた。今、ファンタになれて良かったなと思っています」とFANTASTICSとして活動できている喜びを語った。

今作の主題歌は、ボーイズグループ・RIIZEにとって初の日本ドラマ主題歌となる書き下ろし楽曲「Same Key」。木村は「ショウタロウは、昔、一緒にダンスをやっていて、切磋琢磨した仲間。番組やイベントでショウタロウやソンチャンと一緒にパフォーマンスしたこともあって、また一緒にお仕事ができるのは個人的にうれしいですし、この縁を大事にしたい」と話した。

  • 高橋ひかる

  • 木村慧人

  • 西垣匠

  • 高野洸

高橋ひかる主演『顔に泥を塗る』

SNSで大きな反響を呼んだヨシカズ原作の人気コミック『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス/コアミックス)を実写化する今作は、運命的に出会ったメイク男子・高倉イヴ(木村慧人/FANTASTICS)に施してもらったメイクをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅(高橋)が、モラハラ男へと変ぼうした彼氏・結城悠久=通称・ハル(西垣匠)に立ち向かい、メイクの力で人生を変えていく人生逆転ラブストーリー。高野は、謎多きエリート弁護士・鬼武柊真を演じる。

  • 高橋ひかる

  • 西垣匠

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  • 高野洸

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