iPhoneを充電しているとき、突然「充電保留中」という通知が届いたのですね? そこには「iPhoneが通常の温度に戻ると充電は再開されます」とも書かれているので、それほど心配しなくてよさそう...いえいえ、バッテリー寿命にも関わる部分ですから、原因をしっかり把握しておきましょう。
この「充電保留中」という通知は、iPhoneが高温または低温になりすぎたと判断されたときに届きます。充電中にデバイスの温度が上昇することはあっても低下することは少ないため、なんらかの原因でiPhoneの本体温度が許容範囲を超えて上昇した、と考えていいでしょう。
本体温度が上昇した原因のひとつとして挙げられるのは、周囲の温度です。充電そのものに問題はなくても、直射日光で本体温度が上昇した、温度が高い場所に置いて充電したため適切に放熱できなかった、といった事態はありえます。充電は熱がこもらない涼しい場所で行うべきです。
ワイヤレス充電は、本体温度が上昇しやすい充電方法です。特に充電器側とiPhone側のコイル位置にズレがある場合、発熱量がさらに大きくなり、それがiPhoneの本体温度に影響します。MagSafe対応の充電器を利用するなどして、コイルの位置を適切に調整しましょう。
原因はさておき、「充電保留中」の通知が届いたら充電を中止しましょう。USB-Cなどケーブルで充電しているときはケーブルを外し、ワイヤレス充電しているときは台座から外したうえで、iPhoneを涼しい場所に起きます。「充電保留中」の通知が届くと、本体温度が一定レベルに低下するまで充電が再開されることはないものの、充電経路を物理的に遮断しておくほうが確実です。
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暑い時期に多発する「充電保留中」の原因と対策は
