女優の内田理央が主演を務める、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『嗤(わら)う淑女』(7月27日スタート 毎週土曜23:40〜 全9話)の新キャストが12日、明らかになった。
ユン・ソンモら新キャスト発表
主演・内田理央や相手役の松井玲奈、そして各話ゲストとして青木さやか、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、円井わん、前田拳太郎など、個性派キャストが登場することで話題を呼んでいる同作のさらなる追加キャストが発表になった。
最終話で悪女・美智留の弁護士役として登場する袴田吉彦、第5話の韓国スターにハマって抜け出せなくなる二森玲夏(円井わん)の妹役として木﨑ゆりあ、そしてその韓国スター、シム・ドユン役として、実際に人気韓国アイドルグループ「超新星」の元メンバーとして活躍していたユン・ソンモが決定した。また、内田演じる蒲生美智留と松井玲奈が演じる野々宮恭子の決して離れられない関係や2人の秘密を紐解くカギとなる、中学時代の美智留役と恭子役には、それぞれ河村ここあと中田乃愛が、約500人のオーディションを勝ち抜いて選ばれた。
新キャストのコメントは以下の通り。
袴田吉彦
宝来兼人役を演じさせて頂く袴田吉彦です。何年かぶりの弁護士役で台本を読むまではちょっぴり緊張していました(笑)。衣装合わせの際、監督と色々お話しでき役柄のイメージがしっかり浮かんできました。これからの撮影が楽しみです! 最終話、自分でも驚く展開があるかも、、、。是非初回からご覧下さい。
木﨑ゆりあ
今回、オファーを頂いて初めて台本を読んだ時、この作品の中に潜む人間の恐ろしさにゾッとしたのと同時に面白いとワクワクしてしまいました。どんな家族にも穴はあって、落ちていくのは一瞬で、それでも何とかしようともがき苦しみ、家族愛と嫉妬の間で揺れる春奈を丁寧に演じたいと思います。
ユン・ソンモ
今回、興味深い作品に出演できてすごく嬉しいです。実際の僕と共通点が多い役だと思うし、それが面白いな、と僕も楽しみです。出演シーンでは皆さんの目と心に残るように頑張って撮影したいと思います。楽しみに見てください。
河村ここあ
出演が決まった時はとても嬉しくて、なかなか実感が湧きませんでした。台本を読ませていただくと各話目が離せなくて、一瞬にして作品の沼にハマっていきました。蒲生美智留は一言では表せないようなミステリアスな人物なので、どのように演じたら良いのか悩みましたが、現代の美智留の核となる、恭子との秘密に満ちた中学時代を一生懸命演じられるように頑張ります!
中田乃愛
原作を読んだ時、この作品の一部になりたいと強く思いオーディションに臨みました。中学時代の恭子役が決まった時は本当に嬉しくて、責任を持って精一杯頑張りたいと思いました。恭子は恐怖を敏感に感じ取り、息を潜めるように生きている女の子です。そんな恭子が美智留に救われ、憧れを抱いたことで彼女のためにどこまでできるようになってしまうのか。ぜひ一緒に見守ってください。
【編集部MEMO】ドラマあらすじ
小さなコンサルティング会社で働いている野々宮恭子の前に17年ぶりに現れた蒲生美智留(内田理央)。あまりの美しさに動揺する周りの社員たちに対し、いきなり会社を買い取ったと告げ、恭子以外の全員を解雇する。2人きりになったオフィスで美智留に見つめられる恭子。2人だけが知る17年前の事件の秘密がよみがえり、震えが止まらない。大手都市銀、帝都銀行に勤める鷺沼紗代は、華やかなブランド品に囲まれた私生活を送り、周囲から勝ち組と思われていた。しかし、それは虚飾にまみれたもの。仕事のストレスを高額の買い物でしか発散できず、多額の借金を重ねていた。そんな時、高校の同級生、恭子と再会する。そして、お金や人生に関する全てをコンサルティングしているという美智留を紹介される。美智留は、天才的な話術と洞察力で、紗代の苦しい境遇を次々言い当てる。すっかり魅了され、涙を流しながら助けを求める紗代に、美智留はささやく。「あなたの敵は誰ですか? ストレスの原因である帝都銀行に責任を取ってもらえばいいんです」。美智留は架空口座を作って銀行の金を一時的に借りるべきと横領を提案する。その金でいったん借金を返し、またあとでボーナスなどから口座に金を戻せばいい、気づかれなければ大丈夫、と――。指示通り、あっという間に借金を返済した紗代。「美智留さんは私にとって女神様です!」。喜ぶ紗代に美智留は改めて、誰にも気づかれないうちにボーナスから金を返すように念を押す。しかし、さらに増していく仕事のストレスから、紗代は再び買い物にのめりこみ、ホストクラブにまで通い始める。横領の額は減るどころか増え続け……。美智留に操られアシスタントを務めさせられている恭子は、破滅へと突き進む紗代を止めようとするが、ことごとく美智留に阻まれる。そして、次第に自分自身も美智留の虜となっていき……。果たして紗代の運命は? そして恭子を縛り続ける、17年前の事件の真相とは?