東京ディズニーリゾートの各施設を結ぶモノレール「ディズニーリゾートライン」を運行する舞浜リゾートラインは11日、二次元コードを使用した乗車券を2025年夏以降に導入し、2026年度末までに順次、二次元コードを使用した乗車券に置き換えると発表した。
二次元コード乗車券の対象券種は「普通乗車券、定期乗車券、団体乗車券、フリーきっぷ」とされ、乗車券に印字された二次元コードを自動改札機の読取り部にかざすことで利用可能。自動改札機に乗車券を投入することなく、よりスムーズにディズニーリゾートラインを利用できるようになる。全国相互利用が可能な交通系ICカードは引き続き利用可能とのこと。
あわせて乗車券の用紙について、より環境負荷が低減される用紙に変更。従来の磁気乗車券は磁気層の分離・廃棄が必要だったが、磁気を含まない用紙に変更することで、よりリサイクルが容易となり、持続可能な社会の実現にもつながるという。
自動改札機のリニューアルに先立ち、2024年度末までにディズニーリゾートラインの全駅で自動改札機の通路幅を広げる改修工事を実施。通路幅を約1.5倍に広げ、車いす・ベビーカー利用者らも快適に利用できるよう準備を進めるとしている。