SalesNowは7月9日、埼玉県に本社を置く上場企業の平均年収ランキングを発表した。調査は2023年4月~2024年3月、国内540万社の企業情報を網羅したデータベース「SalesNow DB」をもとに行われた。
第1位は「オプトラン」だった。真空成膜装置や光学薄膜成膜装置を主軸とする企業で、光学薄膜技術とナノテクノロジーを組み合わせた「オプトナノテクノロジー」をコア技術に、成膜プロセスのノウハウを提供するソリューション提供型サービスを展開している。
第2位は「ワコム」。ペンタブレットの分野で業界をリードする企業で、従来の筆記用具の感覚で直感的に使えるデジタルペンは、ペン対応のスマートフォンやタブレットをはじめさまざまな電子機器のインターフェースとして使われている。
第3位は「太陽ホールディングス」。化学品や医薬品の製造販売などを展開するグループの持株会社で、化学品の技術力を活かし、エレクトロニクス業界向けの化学品製造をはじめ、医療・医薬品やICT&Sなどさまざまな事業を展開している。
第4位の「タムロン」は、さまざまな光学機器を製造する総合光学メーカー。一眼レフや監視カメラなど各種カメラ用の交換レンズをはじめ、工業用マシンビジョンレンズ、TV会議用レンズ、ドローン用レンズ、光学用デバイス部品などを製造している。
第5位は「AZ-COM丸和ホールディングス」。丸和運輸機関などのグループ会社を統括する持株会社で、物流センター業務をコアとするサードパーティ・ロジスティクス(3PL)業務を行っている。EC物流、低温食品物流、医薬・医療物流の3事業に特化しているのが特徴。